2018/10/08 国立公文書館 「躍動する明治」 記念講演会

24時間勤務アケで、国立公文書館秋の特別展示「躍動する明治」記念講演会に行ってきた。




国立公文書館から割と近い一橋大学一橋講堂での講演会だった。



松井今朝子さん
「開化のカオス 銀座煉瓦街」

こちらの公園は今の銀座が明治期にどのように造られたのかお話ししてくださった。
火事で焼けた町を防火のために煉瓦の街にしようとはじまり、
セメントや煉瓦の工場ができ、
やっとできたものの人気がなく入居者が集まらなかった・・・・。

などなど、大変興味深いお話を聞くことができて良かった!
銀座ってタイトル通り、最初は混とんとしてたんだね・・・。


HPがあったので拝見した。
出版された本が面白そうなので今度買ってみます。
電子書籍化されてるかなあ・・・。
http://www.kesako.jp/



木下直之さん
銅像の時代、木偶(でく)だらけの東京」

最初に一橋講堂付近の明治期の様子を語っていただいた。
その後は皇居の周りにある銅像にどういったものがあり、どういった歴史があるのか。
面白いお話をたくさん聞くことができた。
銅像についてかなり興味が出てきた!


HPやSNSなどは利用されてないみたいで、探してもありませんでした。


まだ公文書館の企画展を見てないので見に行きます!
プロジェクションマッピングもやっているとのことでそっちも見てみたいなあ。







ーメモー
明治初期、人口が88万人ほど。
100万都市だったが、徳川家と一緒に移っていった人などが多く、人口が減ったとのこと。
平均寿命 33歳
7歳まで1/4 が死んでしまう。
婚姻している人は1000人中66人。

法律
江戸時代は10両盗むと首を切られる。
明治は死刑。
父母殺しは梟首(きょうしゅ)、さらし首のこと。
子殺しは3年の禁固刑。

カタカナ語が氾濫し、漢字のルビがふられていたとのこと。
エコノミスト「理財家」 など

英語ができないと付いていけず、ついには「廃漢字論」まで。


セメントは深川に工場→今のアサノセメント
こちらは跡地を訪問したことがある。
http://d.hatena.ne.jp/ovanrei/20170611/1497612030

小菅に煉瓦工場(ホフマン窯)


銀座の煉瓦街は最初に庶民が住む。
湿気が多く、住みづらいため勝手に改築して窓も障子にするなどだった。
もう少し時がたつと新聞社などが多くなり、商売(呉服店等)を始めたりと発展していく。
人力車を輸出。十字屋(聖書の販売)
二等煉瓦、三等煉瓦あたりは見世物が多かったとのこと。