2018/11/22 最高裁判所 建物見学(定例見学会)

24時間勤務アケで、永田町にある最高裁判所に行ってきた。
裁判の傍聴ではなくて、建物を見学するツアーに参加。
3回目の申し込みでやっと参加することができた。







中はものすごく最高裁判所にふさわしくとても厳かな雰囲気だった。
内壁には花崗岩が10万枚使われているとのこと。
写真を撮ることができなかったのでパンフレットから拝借・・・・。
こちらは「大法廷」。






奥に写ってい居る壁掛け(タペストリー)2枚は太陽をイメージしているとのこと。
向かい側にも2枚かかっており、そちらは月をイメージしているとのことだった。



壁を隙間なく石で敷き詰めると反響が酷いため、隙間が空いている。
壁掛けには吸音効果も狙っているとのこと。



奥の席には椅子が15個あり、裁判官が座るとのこと。
すぐ手前の席には書記官。

さらに手前は刑事の時と民事の時で呼び方が違う。
刑事裁判の時、写真左側が弁護人側。右が検察官側。
民事裁判の時、写真左側が上告人側。右が被上告人側。
上告人とは、高裁で不服を申し立てて最高裁に「上告」した人のことで、被上告人は上告された側になる。



上記、大法廷は1つしかない。
小法廷は3つあり、裁判官席は5つ。
小法廷は見学することができなかった。



大法廷はあまり使われることがなく、年に5回程度。
平成30年になってからはまだ一度も行われておらず、来週に予定が入っているとのことだった。
こんなすごい施設が年に5回はちょっともったいない気がするね・・・・。



最高裁と他の裁判所との大きな違いは、証人尋問の席がない。
すでに地裁、高裁で行われているので最高裁ではそれを確認するだけとのこと。



正面玄関

こちらでよくテレビで見る「無罪」とか「勝訴」などの紙を広げる場所なのだそうだ。





建物の設計は「岡田新一」さん。
竣工 は1974年(昭和49年)3月とのことなので、僕と同い年なんだね。
この当時では珍しく「コンペ」で募集したとのこと。
他にどんなのがあったのか気になる・・・。



今回はとても貴重な体験ができた。
一生のうちにこちらにお世話になる人っていないだろうし、あとは傍聴するくらいだろうしね。
そして、帰りは赤坂見附で飲んで帰ったのであった。



他、資料。
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見学するきっかけになった散歩。
ovanrei.hatenablog.com



岡田新一さんの主な建築。(wiki調べ)


最高裁判所


警視庁本部庁舎(見学済み)
ovanrei.hatenablog.com



群馬県民会館



他にもたくさんあった。
病院や図書館などの公共施設が多いね。
行った(見た)ことがあるところが二つあった。


あきる野市中央図書館
ovanrei.hatenablog.com



我孫子市立図書館アビスタ
こちらは写真には撮らなかったけどバードフェスの時にバスの車窓から見た。
ovanrei.hatenablog.com



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