2019/04/17 清瀬散歩 04 労働者健康安全機構 労働安全衛生研究所

この日のメイン。
労働安全衛生研究所一般公開へ!!






来よう来ようと思っていたが、なかなか来れなかった研究所である。
研究所は登戸にもあって、そちらは去年の公開の時に行ってきた。
2018/04/22 久地散歩 06 労働安全衛生研究所 - ovanの社会科見学




昔の労働安全衛生ポスター展

写真を撮らなかったのでパンフレットから。
あまりなじみがないなあ・・・・。





静電気の帯電・放電・着火実験



有機溶剤




静電気で簡単に着火。




粉体
www.youtube.com
こちらは動画。
着火するどころか爆発する。
恐ろしい・・・・。



脚立からの転落防止

僕も経験あるけど、脚立って気を付けて立てないと本当に危険。
どういう状況が倒れやすいのか様々検証をしていた。


ファンクショナルリーチ(手をどこまで伸ばせるか)を計ると転倒しやすさがわかるのだとか。
僕は5段階で4だった。




ガス溶接作業における爆発・火災の危険性

溶接の際に飛び散る赤い粒子はスパッタといって、可燃性の物に触れると火災の恐れがある。
作業が終わってしばらくたって燃えたりするので、不燃性の囲い(スパッタシート)で飛び散ったりしないようにするなどの対策が必要である。




強風に対する足場の倒壊防止

台風や突発的な強風によって足場が倒れるニュースがあるが、適切に管理していれば事故にならずに済んだケースがほとんど。
この研究所では足場の計上など風洞で実験して倒れやすさなどを検証している。






ファンもかなり大きい!



機械設備の安全対策

作業中に機械に巻き込まれて亡くなる労働災害があるが、こちらでは巻き込まれが起らない機械を展示していた。

薄いシート状のものを入れても機械は止まらないが、手が入ると自動で止まる機械があった。
大きさで判断しており、今の技術では「手」というものを認識させることが難しいのだという。
他にも様々な機械があったが、なかなか完全なものは作れないという。
みんなが安心して働けるよう進化していってほしいね。




僕が見たのはこれで全部かな。
登戸は労働時間や健康管理などがメインだったけど、こちらは労働災害などを研究しているんだね。
みんなが安心、安全に働けるよう取り組んでいる研究所って素晴らしいね!
ここもまた来たいと思った研究所であった。