笹塚駅南側から北側に移動。
北側のエリアを少し散策する。
◆御嶽神社
◆玉川上水新水路跡
江戸市民の上水道であった玉川上水旧水路は、近代に入っても飲料水として用いられていました。ところが、幕府の画会により手入れが行き届かなくなった上水道は、明治十九(1886)年にコレラを発症してしまいます。これによって、改良水道が急速に必要となりました。
新水路は代田橋付近から分水し、この前の通りを淀橋浄所(現在の新宿中央公園あたり)まで送水するため築堤工事が行われ、明治二十九(1896)年にはほぼ完成しました。
この新水路に架かる橋は、全部で十六あり、新宿側から順に番号がつけられていました。その番号が通りの名称となり、現在は橋はありませんが、ここには十号橋があったため、十号通りと名づけられたのです。
なお、新水路は関東大震災により損傷したため、昭和十二年(1927)甲州街道道路下に水道管を設け、新水路を廃止しました。その後、今のような道路に姿を変えました。
笹塚駅を起点とすると史跡めぐりがしやすいようなので、また来る予定。
商店街もにぎやかだしいい街だね!
この後は新宿まで京王線で行き、中央線に乗り換えて帰るのでした。