2019/11/12 02 下高井戸散歩 02 三界寺/庚申塔/半田塚/赤松ぼっくり庭園緑地/最高裁判所赤堤公邸跡/馬頭観音

先程のエリアから東へ進む。



◆三界寺



庚申塔





◆半田塚



 文政九年(1828)九月に脱稿した新編武蔵国風土記稿の松原村の項に「境墓、半田塚、小名スナハチ半田ト伝。コノ塚アルユへ二地名モ起レリト伝。高サ四、五尺、敷ノ径一間許。何人ノ境ナリヤソノ来由ヲ伝ヘザレバ詳ナルコトヲ知ラズ」小名、半国、村ノ中央ニアリ。東西三丁バカリ南北八丁余ノ地ヲ云。」と あり、赤堤村の項に「小名、半田塚、村ノ巽(南東)ノ アタリヲ伝。東隣松原村二半田ト呼ベル塚アリ。ソノ地続キナレバ此ノ唱アリ」と述べられている。
 また昭和七年九月発行の松沢村史に「稲荷神社、 鎮座松原三七二番地。倉稲魂命を奉斉する。松原字半田塚にある塚の上に建てられたで、敷地は一畝三歩、免租地であって部落持である」とあるほか、 公有地表に「半田塚、七歩」と述べられている。 地元の古老の話では、大正年間には「大塚さま」と呼 んでいたという。
 なお、松原の「半田」は区域が縮小されて「半田塚」となり、赤堤の「半田塚」は「梅檀並」と変更されている。




◆赤松ぼっくり庭園緑地





最高裁判所赤堤公邸跡松ぼっくり庭園緑地内



松ぼっくり庭園緑地 〜地域の願いによって、みんなでつくった緑地~
緑地の真ん中でどっしりと構える赤松の木。
かつてここにはお屋敷と呼ばれた義高裁判所赤堤公邸がありました。
公邸は石積みに囲われており、建物からは趣のある庭園が望めました。
公邸はなくなりましたが、この場所を緑地として残して欲しいという地域の願いがありました。
たくさんたくさん話し合って
「当時のお庭の風情を残しながら、まちの財産となるような緑地にしたい」とみんなで考えました。
「地城みんなの手で大切にしているこの場所を、参くの人に親しんでもらいたい」
松ぼっくり庭園绿地には、たくさんの想いが込められています。
赤松の木はみんなの録地を今日も見守っています。




馬頭観音







続く。