2019/12/13 砧散歩3 05 岡本公園民家園

12月9日に来たのだが、休みだったので諦めて帰った所である。
こういった施設は月曜日に休みになる事が多いのに気が付かなかったなぁ。



旧長崎家住宅主屋

 区内の瀬田に建っていた旧長崎家住宅主屋は、江戸時代後期の建物です。長崎家は村の民生を行っていた村方三役の一つ、百姓代を務めていた家でした。
 主屋の間取りは、創建当時広間型形式と推測されています。その後、文政期に当家が百姓代になると、室内空間を拡大するために、現在復原されている漆喰四ツ間取り形式へと増改築されたと考えられます。
 この改築に伴い、ディに重きが置かれるようになり、床と平書院が設けられました。また、この改築により、大黒柱や差し鴨居が用いられるなど大幅な構造の変更をしました。
(パンフレットより)







中で障子張りをしていたのでお部屋の写真が撮れなかった。
でも、いい光景だったなあ。



旧浦野家住宅土蔵

 区内喜多見に建っていたこの土蔵は、江戸時代末期のもので、かつては穀倉としても使われていました。
(パンフレットより)



旧横尾家住宅椀木(うでぎ)門

 大正13年、区内桜に建てられてたこの門は、数寄屋風の形式でつくられています。
 農家の形式とは異なることから、ここでは岡本八幡神社の参道に面した場所に、裏門として復元しました。



岡本隧道

こちらも12月09日に見られなかった所。
やはり民家園に入らないと見られなかった。
下の説明板は12月09日に撮ったもの。



 この案内板から右50m先、民家園の左奥に石垣囲いの蒲鉾型の扉があり「岡本隧道」という字が刻まれています。隧道 とはトンネル のことで、扉の中は、高さ2m、幅2.5mのトンネルになっていて、そこには直径80㎝もある送水管が通っていて、その長さは120mにも及びます。
 1921年(大正10年)、当時の豊多摩郡渋谷町(現在の渋谷区)では、多摩川の水を町に引き込もうと、大規模な水道 工事を始めました。
 砧浄水場で取水・浄化した水は駒沢給水所、三軒茶屋を経て渋谷に至り、地下の送水管は南西から北東へ直線的に世田谷を跨いでいます。
 水は駒沢給水所までは揚水ポンプの力で高く持ち上げられ、給水所から渋谷までは自然の重力で送水されました。砧下浄水場を出てすぐに、この岡本の台地を横断しますが、揚水ポンプの負荷を少なくする工夫として送水管専用のトンネルが利用されました。
 これらは、1923年(大正12年)に竣工した近代水道の建造物であり、今でも珍しい施設で、極めて貴重な歴史遺産です。




12月09日に来て入れなかったときの日記(w
2019/12/09 砧散歩2 07 水道みち/七の橋/岡本八幡宮/岡本公園民家園/根河原橋/岡本静嘉堂緑地/下山橋 - ovanの社会科見学




岡本公園民家園のHPはコチラ↓
民家園(岡本公園民家園) | 世田谷区ホームページ



場所は東急二子玉川駅徒歩20分。
休園日は『毎週月曜日(月曜日が祝・休日にあたるときは開園し、その翌平日が休園となります)。
年末・年始(12月28日~12月31日、1月2日~1月4日)』とのことですが、行かれる方は事前にHPなどでチェックしてから行ってくださいネ。