鎌倉道と大山道が合わさる処、舟形の光背・右手に錫杖左手に宝珠の時細地蔵尊像と道祖神があります。
江戸の頃に疫病が、また大正十一年には疫痢が流行し、多くの人や子供が病に苦し見みました。
村の人は心配のあまりお地蔵さまに祈願をされてきました。
幸なことに何れのときも皆助けられました。
それからはお地蔵さまを子育地蔵尊と名を改めて犯りました。
古来よりお地蔵さまは大地の神と言われています。
一切の万物を生み育てる受胎であると感謝の祈りを捧げ、地神または地母として崇められてきました。
お釈迦さまもこの祈りに深く心を打たれ、地蔵菩薩と名付けられて人々の救済に尽くされました。
私たちの近くで、慈悲の手を差しのベて下さるお地蔵さまに、お釈迦さまは亡きあとを託されてゆかれました。
◆駒沢大学前駅商店街
おそらくこのまままっすぐ行けば東急田園都市線駒澤大学前駅。
続く。