2020/04/17 平和島散歩 04 原守社/旧東海道美原通り/第一京浜高架/平和島駅/平和島駅商店街/甘酒稲荷神社

平和島駅まで北上。
その後もほぼ京急線沿いに北上する。


◆原守社






旧東海道美原通り








美原通り
 江戸時代、旧東海道であったこの付近は、品川宿川崎宿の中間に位置し、旅人の休憩のため設けられた「間の宿(あいのしゅく)」としてにぎわっていた。中でも、江戸時代から大森名産として「海苔」「麦わら細工」とともに、「大森和中散(おおもりわちゅうさん)」(旅人の道中常備薬)が有名であった。美原(三原)通りは、旧大森村の小字である北原・中原・南原を通ることから「三原(みはら)」と呼ばれ、現在は「美原」と記されている。




第一京浜高架




のり
 大田区の海辺地域は全国に誇る海苔の名産地でした。その歴史は江戸時代の享保(1716~1736)の頃にさかのぼります。大森周辺の浅瀬は、海苔の生育に適し、品質の良い海苔が生産され、時の将軍家に御膳海苔として献上されたほどです。その後、大森は海苔の産地として繁栄し、その生産方法は全国各地に伝わりました。明治以降は多くの生産地が誕生しましたが、ここ大森周辺で産出される海苔は、「本場乾し海苔」として絶賛されました。
 昭和38年(1963)に埋立てのため、その歴史は閉じましたが、現在でも海苔産業の流通拠点として多数の問屋(乾し海苔商)があります。




平和島駅




平和島駅商店街




◆甘酒稲荷神社





続く。