2020/05/26 中目黒散歩 07 なべころ坂/八幡公園/中目黒八幡神社/上目黒天祖神社/伊勢脇公園/中目黒小前歩道橋

まだまだ目黒川やや南側を川沿いに北西に進む。



◆なべころ坂

坂上




坂途中。




坂下。




 昔は鍋が転がるほどの急坂であったので、なべころ坂とよぶようになったといわれる。
また、道に粘土が露出した状態を、方言で「なべころ」といったことから、坂名になったともいわれる。





◆八幡公園




◆中目黒八幡神社



 旧中目黒村全体の鎮守で、誉田別命(ほんだわけのみこと)(応神天皇)を主神とし、天照大神合肥しています。
 創建以来、 幾度か火災にあい記録や資料に乏しく、創建年代は不明です。 現在の建物は堂々とした八棟づくりで昭和11年9月の落成です。
 この神社は昔から十二座の神楽を奏することで有名で、今でも毎年9月の例大祭(第3の土、日)には演目十二座の神楽が奏されています。
 本殿の左側に神社の縁起などが刻まれている八幡神社の碑がありますが、 文字は書道の大家豊道春海(ぶんどうしゅんかい)先生の書かれたものです。
 また境内には高さ30mをこえる榎の名木や、いちょう、 けやき、しいなどの古木が茂り、泉が湧き出ている静寂な環境をつくっています。



三峰神社



楽殿



石塔群



鳥居1



鳥居2





◆上目黒天祖神社




 古くから伊勢森と言うこの地に鎮座している神社で、天照大神を祭神として肥り、地元人の深い崇敬を受けています。 創建の年代は
不明ですが、境内には樹齢数百年と推定される老樹が多く、その年代から考えてもかなり古い時代の創建と思われます。
 現在の社殿は昭和8年5月に新築されたものです。毎年9月の第1土日に例大祭が行われ、現伊勢脇町会・現祐天寺町会員が氏子として祭事を行っています。なお、本殿右奥には御輿蔵があり、一年中宮御輿が見学できます。
 境内には、宝永5(1708)年と、道標をかねている享保元(1716)年の2基の庚申塔が建立されています。



楽殿



天祖神社庚申塔




 この2基の庚申塔は駒形で、合掌六臂の青面金剛、日月、二鶏、三猿が浮き彫りにされています。江戸時代、農村では60日に1度巡ってくる庚申の日に人々が集まって青面金剛などをまつり、飲食をしながら夜を明かす庚申待という民間信仰が盛んに行われてきました。庚申待を18回終えた後に建てたのが庚申塔です。
 右側の庚申塔享保元年(1716)の建立で、彫像碑には珍しく道標を兼ねていて、区内の道標碑としては最古のものです。右側面の道標銘には、「是より末町さき四辻、大道九品仏道、右せたかい道、左へふとう道」と刻まれており、それぞれが、九品仏浄真寺、世田谷、目黒不動龍泉寺へ続く道だったことがわかります。
 左側の庚申塔は宝永5年(1708)の建立で、「奉待庚申青面金剛」の銘と、講中9人の名が彫られています。







◆伊勢脇公園





◆中目黒小前歩道橋








続く。