善福寺公園の後は、やはり細い路地を進んで南東へ進む。
だいたい善福寺川沿いとなる。
◆美濃山橋
下は善福寺川。
善福寺川のあらまし①
この流域一帯は、豊富な地下水があります。現在でもこの地下水を上水として利用している唯一の区となっています。
~流域案内板〜
この案内板は、善福寺川沿川の案内・紹介を通して、多くの皆様に川への関心を深めていただく目的で設置
したものです。
地図には公共施設や交通機関、災害時における防災施設なども標示いたしました。
ぜひご活用ください。
A、善福寺川の水源
善福寺池が善福寺川の水源となっています。かつては所々で湧水が見られるなど、満々とした清水を湛えていました。しかし、昭和30年代に入ると武蔵野台地は各所で井戸水が枯渇し、善福寺池も地下水の湧出が止まるなど、水源として十分な機能を果たせない時期もありました。現在は地下水のポンプアップや千川上水からの導水により、平常時の水量が確保されています。
B、遅乃井の伝説
池畔には、「遅乃井」の遺跡があります。源頼朝が奥州征伐の時、この池にやってきたが、水がまったくないので兵士たちは大いに困ったそうです。そこで頼朝は弁財天に祈り、自ら弓で7ヶ所ほど地を割ったところ、水がコンコンと湧き出しましが、待ちこがれていた兵士だちにとっては、いかにも水の湧き方が遅かったことから、この名がついたという伝説があります。
C、ムサシトミヨ
冷たく澄んだ水にのみ生息できるデリケートな魚で、産卵期になると"オス"が水草で小鳥のような巣をつくり、子育てをする特異な習性をもっています。以前は東京都の各地で見ることができましたが、現在では埼玉県のごく一部で手厚く保護されています。今となっては稀少となってしまった魚ですが、昭和30年頃には、ここ善福寺川(池)にも生息していたそうです。
建物が少し見える。
アントニン・レーモンドが設計した建物が残る。
現在コロナ渦で中に入ることができず、写真を撮ることができなかった。
また来よう。
参考
「まちかどの名建築」P6
◆杉並病院
◆ゆうゆう西荻北館
杉並区の施設。
『趣味やいきがいづくりなどの団体活動に利用できます。
また高齢者団体の利用がない場合は目的外使用ができます。』
という案内が出ているお部屋が3つある。
施設案内 ゆうゆう西荻北館|杉並区公式ホームページ
続く。