◆手向山八幡宮
この手向山八幡宮は、奈良時代聖武天皇が大仏の造営をされとき、これに協力のため749(天平感宝元)年に宇佐から八幡宮を迎え大仏殿の近く鏡池(八幡池)の東側に鎮座したのに始まる。そして以後東大寺を鎮守したのである。
鎌倉時代の1250(建長2)年に北条時頼によって現在地に遷座した。
祭神は、応神天皇、姫大神、仲哀天皇、神功皇后、仁徳天皇
祭礼は、転害会(てがいえ)と呼ばれ10月5日に行われる。これは宇佐から遷宮のとき、東大寺転害門から入られたことに起因すると伝えられ、転害門をお旅所として神輿が出る。この外、お田植祭がある。節分の日に行われるが古い能楽の形式を残しているといわれる。
手向山八幡宮には、境内社(県指定文化財 江戸時代)、住吉社本殿(重要文化財 鎌倉時代)、宝庫(重要文化財 奈良時代 校倉)、唐鞍(国宝 鎌倉時代)、狛犬(市指定文化財 鎌倉時代)など18件の国・県・市の指定文化財がある。
明武神社(祭神豊玉媛神・玉依媛神)・劔神社(祭神素盞鳴命)・八子神社(祭神天照大神)・松童神社(祭神応神天皇牛飼童)の四社合殿の神社
阪本神社(祭神大己貴命)・恵比寿神社(祭神蛭児神)の二社合殿の神社
菅公腰掛石
この旅は ぬきもとりあえず手向山 もみぢのにしき 神のまにまに
和歌(古今和歌集)
丘?山?の部分には入れないのかな?
ゲートが閉ざされていた。
鹿と戯れながら春日大社へ向かう。
続く。