2020/12/01 富士見台散歩 05 カトリック下井草教会/民間信仰石塔/井草北商店街/稲荷大明神/南無地蔵大菩薩/富士見公園

まだまだ南東へ進む。
民間信仰石塔のところで一度また旧早稲田通りへ出るが、渡らずに北上する。



カトリック下井草教会







民間信仰石塔



 堂内の石塔は、寛保元年(1741)銘の庚申塔と寛政五年(1793)銘の念仏供養塔です。
 これらは、この辺りが武州多摩郡下井草村字八成といわれた頃、地域の人々によって悪疫退散・村内安全等を祈願して建立されたものといわれています。
 庚申信仰は、「60日に一度廻ってくる庚申の夜には身を慎み、徹夜をする」 という中国の道教説が日本に伝わり、仏教や神道の信仰と習合して庶民の間に広まったもので、江戸時代には、青面金剛を本尊とし、不見、不聞、不言の三猿が彫られた庚申塔の建立が盛んになりました。
 念仏信仰は 「南無阿弥陀仏」 と唱え、阿弥陀仏を信じれば浄土に導かれるという信仰で、念佛供養塔も各所に多く建立されています。
 石塔の側面にはそれぞれ、庚申塔には 「右たなか道」 「左志やくじ道」、念佛供養塔には 「右新高野へのミち」 「左中野へのミち」 等と彫られており、近隣の田中村、石神井村、中野村などへの道標の役割も果たしていました。
 八成地域は中野~阿佐ヶ谷~石神井保谷~所沢を結ぶ所沢道の道筋にあたり、この場所は、かつての所沢道と府内17番札所東高野山長命寺(現練馬区)への巡礼道の交差点で、往来の人も多く、近くには茶屋もありました。
 なお、堂外にも正面に道標を刻んだ石塔があります。
 道標銘付の石塔群としては、区内でも珍しく、八成と呼ばれていた当時の往来の姿を示す貴重な資料です。







◆井草北商店街
[今江g
商店街♪







稲荷大明神







◆南無地蔵大菩薩


石塔

馬頭観音が2つと道祖神だね。








富士見公園







続く。