一度目黒駅に戻り、行人坂を通って大円寺へ。
行人坂は狭くてかなり急な坂ですね・・・・。
駅からは下りだったのでよかったのですが、帰りのことを考えると憂鬱になります。
◆行人坂
ものすごい急な坂。
下りだったから良かったけど登ったら大変・・・・。
寛永の頃、出羽(山形県)の湯殿山の行人が、このあたりに大日如来像を建立し修業を始めました。次第に多くの行人が集まり済むようになったので、行人坂と呼ばれるようになったといわれています。
と、書いてあります。
僕の実家近くにある山が、こんな霊峰だったなんて知らなかったなあ・・・・。
目黒川架橋供養勢至菩薩石像
宝永元年(1704)に西運という僧が目黒不動と浅草観音に毎日参詣し、往復の途中江戸市民の報謝をうけ、両岸に石壁を築いて、雁歯橋を架けたことが分かります。
と、書いてあります。
◆大円寺(大圓寺)
行人坂の途中にあります。
江戸の三大火事の一つ、「行人坂の火事」はこちらが出火元とされてるとのことです。
目黒川の太鼓橋に使用された石材
八百屋お七の恋人吉三はその後名を西運と改めお七の菩提を弔うため江戸市民から寄進された浄財を基に行人坂の石畳、太鼓橋を石の橋にした。
と、書いてあります。
大円寺石仏群
「行人坂の火事でなくなった人を供養するために建てられた」
とあり、520もの石仏があるとのことです。
最初ただの壁かと思ったけど、よくみたら石仏でした。
大円寺の指定文化財一覧ですね。
全部公開されているわけではないと思われる。