2017/10/28 02 京葉銀行文化プラザ　「放射線治療」と「原発」　−放射線と人間の関係をめぐる両義性についてー

久里浜の研究所から千葉駅前の京葉銀行文化プラザへ！

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作家、作詞家として有名な方とのこと。
僕は存じ上げなかった・・・（汗

この方は食道がんを患ったんだが、どこのお医者さんに行っても「切るしかない」と言われ、自分であちこち調べて陽子線治療にたどり着き、切らずに治したとのことだった。
僕も今まで重粒子線治療施設を二つ見たことがある。

2013/04/21
放射線医学総合研究所
 http://d.hatena.ne.jp/ovanrei/20130421/1378022856

2014/11/08
群馬大学重粒子線医学研究センター
http://d.hatena.ne.jp/ovanrei/20141108/1417323446

素晴らしい施設だが、この技術で完治した人のお話を聞くことができて、本当にためになった。
日本の医者は本当に切りたがるらしい。
こういう治療法があるのが知ってて「切る」って言う医者は自分の病院に設備がないからなんだとのこと。
困ったもんだね・・・・。

保険は一部適用になってはいるが、ほとんどのガンは未対応。
治療の際、国から500万円の補助が受けられるが、それでも自費で300万ほどかかる。
国もみんながみんなこの治療を受けたら予算がなくなるとのことで、あまり積極的ではないとのこと。
天皇陛下も前立腺のがんになった際、この治療を受ければ切らずに治せたとのことだが、有名になると患者が殺到して予算がなくなるからとのこと。

原発のお話もされたが、やはり事故で人が傷つくことはいけないことだね。
なんとも思わない人はおかしいんだという意見、とてもわかる。
でも、原発を止めたままだと、温暖化でもっと人が住めなくなり、食料が不足し、海に沈んでしまう国もあり、もっと多くの人が傷つくことも忘れてはいけない。
エネルギーを使うこと自体誰かを傷つけるということを忘れてはいけないとおもう。