2017/11/05 02 国分寺散歩 03 名前のわからない祠/姿見の池/武蔵国分寺陸橋/都立武蔵国分寺公園

前回の史跡通りを北上すると西国分寺の駅に出る。
駅から北東に進んだところに姿見の池。
南東に進んだところに都立武蔵国分寺公園がある。



西国分寺駅




◆名前のわからない祠

せめて名前だけでも知りたいなあ。



◆姿見の池











姿見の池は、かつてこの付近の湧水や恋ヶ窪用水が流れ込み、清水を湛えていました。その名の由来は、鎌倉時代に、恋ヶ窪が鎌倉街道の宿場町であった頃、遊女達が朝な夕なに自らの姿を映して見ていたという言い伝えによります。またこの池は「一葉の松」の伝承の中にも登場します。源平争乱の頃、遊女の夙妻太夫(あさづまたゆう)と坂東武者で名将といわれた畠山重忠とが恋に落ちました。ところが太夫に熱をあげるもう一人の男がいて、その男は重忠と平家との両国の戦で討ち死にしたと嘘をつき、あきらめさせようとしましたが、深く悲しんだ太夫は姿見の池に身を投げてしまったと言い伝えられています。
 更に時代が下って、江戸時代に描かれた「江戸名所図会」にもこのあたりの風景が道興准后(みちおきじゅごう)の歌を添えて登場しますが、その中に姿見の池らしきものが描かれています。
 このような伝承に彩られた姿見の池は、昭和四十年代に埋め立てられましたが、平成十年度、環境庁及び東京都の井戸・湧水復活再生事業費補助を受け、昔の池をイメージして整備しました。また、ほかに湿地、用水路、水辺林等を、周辺の東京都指定「国分寺姿見の池緑地保全地域」の雑木林と一体になるよう整備し、かつての武蔵野の里山自然を回復し保全してゆくものです。




国指定史跡 東山道武蔵路







武蔵国分寺陸橋




下に見えるのは中央線の西国分寺駅




府中街道の橋になる。




◆都立武蔵国分寺公園

ちょうど国分寺祭りをやっていた。







昔ちょっぴり仕事でお世話になったお祭り。
雰囲気も当時と変わってなくて懐かしくなった。






続く。