2018/11/14 谷中散歩 03 観音寺/海蔵院/長安寺/功徳林寺/常在寺/スペース小椋屋/養泉寺/Tokyobike Rentals Yanaka

谷中霊園すぐ西側のエリアから西にある千駄木駅方向に進む。
やはりお寺がたくさん・・・。
あと、古い建築の趣のある建物があった。


◆観音寺


赤穂浪士供養塔


赤穂浪士ゆかりの寺

 赤穂浪士の吉良邸討入りは「忠臣蔵」の題材として、広く世に知られている。
 四十七士に名をつらねる近松勘六行重と奥田貞右衛門行高は、当寺で修行していた文良の兄と弟であった。文良とは、のち当寺第6世となった朝山大和尚のことである。
 寺伝によれば、文良は浪士らにでき得る限りの便宜をはかり、寺内ではしばしば彼らの会合が開かれたという。明治末の福本日南の著書『元禄快挙録』には、勘六は死にのぞみ「今日の仕儀勘六喜んで身罷ったと、長福寺の文良へお伝え下されたい」と遺言したというエピソードが記されている。当寺はもと長福寺と称し、享保元年(1716)観音寺と改称した。
  本堂に向かって右側にある宝篋印塔は、四十七士慰霊塔として古くから伝えられ、現在でも霊を弔う人が訪れている。上部に四方仏を表す種子(梵字)、下部に宝篋印陀羅尼経、宝永四年(1707)3月吉日、長福寺6世朝山の名を刻む。



子育て・水子地蔵菩薩



南無観世音菩薩



大師堂


山門




◆海蔵院






長安



板碑



狩野芳崖



板碑/狩野芳崖

<板碑>
 死者の菩薩を弔うため、あるいは生前に自らの死後に備えて供養を行う(逆修という)ために建立した、塔婆の一種。板石塔婆・青石塔婆ともいう。関東地方では、秩父地方産の緑泥片岩を用い、鎌倉時代から室町時代まで盛んに造られた。頂上を山形にし、その下に二段の切り込み(二条線)を造る。身部には供養の対象となる本尊を、仏像、または梵字の種子(阿弥陀如来の種子<キリーク>が多い)で表し、願文・年号等を刻んだ。
 長安寺には、鎌倉時代の板碑三基・室町時代の板碑一基がある。
1、建治二年(1276)四月 円内にキリーク種子を刻む
2、弘安八年(1285)八月 上部にキリーク種子を刻む
3、正安二年(1300)二月 「比丘尼妙阿」と刻む
4、応永三年(1396)正月 上部に阿弥陀三尊の種子を刻む
 長安寺の開基は、寛文九年(1669)とされ、同寺に残る板碑は、開基をさかのぼることおよそ400年も前である。長安寺開基以前、この地には真言宗の寺があったと伝えられ、これらの板碑と何らかの関連があったと思われる。
  平成三年(1991)台東区有形文化財として区民文化財台帳に登載された。

狩野芳崖墓>
 明治初期の日本画家で、文政十一年(1828)長府藩御用絵師狩野晴皐の長男として、長門国長府(現、山口県下関市)に生まれる。19歳の時江戸に出て、可能勝川院雅信に師事。橋本政邦とともに勝川院門下の龍虎とうたわれた。
 明治維新後、西洋画の流入により日本画の人気は凋落し、芳崖は窮乏に陥ったが、岡倉天心や米人フェノロサ等の日本が復興運動に加わり、明治十七年(1884)第2回内国絵画共進会で作品が褒状を受け、次第に当時の美術界を代表する画家として認められた。芳崖は狩野派の伝統的な筆法を基礎としながら、室町時代雪舟・雪村の水墨画にも傾倒、さらには西洋画の陰影法を取り入れるなどして、独自の画風を確立した。その代表作「悲母観音図」「不動明王図」(ともに東京芸術大学蔵)は、いずれも重要文化財である。
 明治二十一年(1888)、天心・雅邦等とともに東京美術学校(現、東京芸術大学美術学部)の創設に尽力したが、開校間近の同明治二十一年(1888)十一月、61歳で没した。
 墓所長安寺墓地の中ほどにあり、明治二十年(1887)没の妻ヨシとともに眠る。また、本堂前面には芳崖の略歴・功績を刻んだ「狩野芳崖翁碑」(大正六年造立)が建つ。
  平成五年(1993)、台東区史跡として区民文化財台帳に登載された。



山門




◆功徳林寺



笠森稲荷堂




笠森稲荷は所願成就のお稲荷様として信仰されてきました。江戸時代の中ごろ、門前の茶屋の一人娘のお仙がお店に立つと、江戸三代美人の一人として浮世絵に描かれ、童唄にも歌われて大評判になりました。その笠森稲荷堂が境内にあります。ご自由にご参拝してください。






◆常在寺







◆スペース小椋屋(登録有形文化財

元々は質屋さんだったみたいだね。
HPがあったので、詳しく知りたい方はそちらで!
トップページ of すぺーす小倉屋





◆養泉寺



観世音菩薩






◆Tokyobike Rentals Yanaka

自転車をレンタルしているところみたいだね。
こちらもHPがあったので詳しく知りたい方はコチラ↓
Tokyobike: Rentals — Home





続く。