2018/12/07 早稲田散歩 01 江戸川橋駅/早大通り/生田春月旧居跡/宗柏寺/済松寺/元赤城神社/鶴巻湯

2018/12/07 早稲田散歩 01 江戸川橋駅/早大通り/生田春月旧居跡/宗柏寺/済松寺/元赤城神社

24時間勤務アケで江戸川橋駅から早稲田、牛込柳町経由で高田馬場まで歩く。
以前近くを歩いたことがあるが、残してしまっている所などを巡る。
この日記のエリアは江戸川橋駅から南西エリアを散策。



江戸川橋駅

スタートの東京メトロ有楽町線の「江戸川橋駅




早大通り





◆生田春月旧居跡



 このあたりは、大正から昭和にかけて近代詩の発達に大きく寄与した詩人生田春月が、大正四年(1915)から11年間住んでいたところである。
 春月は本名を生田清平といい、明治二十五年(1892)鳥取県米子市に生れた。9歳の頃より詩作をはじめ16歳の時に上京、大正七年(1918)この地で発表した詩集『感傷の春』により詩人としての地位を確立した。
 また、独学でドイツ語を修めハイネをはじめとするドイツ文学の紹介にも努めるなど、この地で創作活動の大半が行われた。
 なお、この前後も含めると牛込在住は16年間におよび、新宿との関わりの深い文学者である。





◆宗柏寺



鬼子母神



境内社とお地蔵様




山門




◆済松寺

前を歩く人が柵を開けた途端、ものすごい警報音が鳴ってビックリした。
よほど入ってもらいたくないお寺なんだね・・・・。



鐘楼



山門




◆元赤城神





神崎の牛牧

 文武天皇(701~704)の時代、現在の東京都心には国営の牧場が各地に置かれました。早稲田から戸山にかけた一帯は、牛が多かったので牛込と呼ばれて、この元赤城神社一帯は、牛の放牧場でもありました。
 大宝元年(701)、大宝律令で全国に国営の牛馬を育てる牧場(官牧)が三九ヶ所と、皇室の牛馬を潤沢にするため天皇の意思により三二ヶ所の牧場(勅旨牧)が設置されましたが、ここ牛込にも官牧の牛牧が設けられました。牛牧には乳牛院という牛舎が設置されて、一定期間乳牛を床板の上で飼育し、乳の出が悪くなった老牛や病気にかかったものを淘汰していました。
 時代は変わり江戸時代、徳川綱吉の逝去で「生類憐みの令」が解かれたり、ペーリー来航で「鎖国令」が解けた事などから、欧米の文化が流れ込み、牛乳の需要が増え、明治19年東京府牛乳搾取販売業組合の資料によると、牛込区の新小川町、神楽坂、白銀町、箪笥町、矢来町、若松町、市ヶ谷加賀町、市ヶ谷仲之町、市ヶ谷本村町と、牛込にはたくさんの乳牛が飼われていました。




田島森(たじまのもり)碑

昭和6年に、赤城神社の旧地である元赤城神社境内に建立された記念碑で、中世に大胡氏(牛込氏)が牛込の地に移住し、故郷の赤城明神を祀ったという神社の起源と「田島の森」と呼ばれた当地の歴史を記す。



◆鶴巻湯





続く。