2018/04/24 河辺散歩 02 旧吉野家住宅(東京指定有形文化財)

東京都の指定有形文化財とのこと。
ちょっと不便な場所にある。







 慶長十六年(1611)、吉野織部之助(?-1639)は新田の開発に着手し、新町村が誕生しました。吉野家は、新町村の名主を代々勤めました。現存するこの住宅は、安政二年(1855)三月、下長淵村(現在の青梅市長淵)の棟梁新兵衛らによって建てられたものです。桁行10.5間(約19.1m)、梁間4.5間(約8.1m)の茅葺入母屋造で、建築面積は75.2坪(248.7?)です。建物は整形六ツ間型、向かって右側はダイドコロ、隣接するカッテは板の間でイロリが切られています。左手奥の部屋(オク)は床・違い棚・附書院を完備し、玄関には式台が付いています。天井裏に当たる小屋組みの内部には、養蚕用のタナ・オオダナが設けられています。幕末の名主階級の民家として完成された多室間取りの姿を良く伝え、多摩地方を代表する建造物です。









吉野家住宅のHPはコチラ↓
http://www.ome-tky.ed.jp/kyodo/yoshinoke.html


場所はJR青梅線河辺駅」北口より徒歩約25分。
休館日は月曜日(祝祭日の場合は公開し、翌平日が休館日)、年末年始
とのことですが、行かれる方は事前にHPなどで確認してから行ってくださいネ!