郷土資料館の後は、北へ進む。
線路(中央線)も超えて国道20号(甲州街道)も超える。
◆信松院(しんしょういん)
信松院の文化財
「松姫」は武田信玄の娘で武田氏滅亡後、八王子へ逃れこの地で没しました。江戸時代初め、「松姫」は武田家遣臣の多かった八王子千人同心の精神的な支えでもありました。
そのため、信松院には「松姫」ゆかりの品が残り、文化財にも指令されています。
◎木製軍船ひな形
小早川隆景の軍が使用した軍船の模型と伝えられ、町姫の兄、仁科盛信の子孫である仁科資真から寄進されたもので、当時の船を知る貴重なものです。
正徳四年(1714)の仁科資真寄進目録も併せて伝えられています。
◎木造松姫坐像
寄木造、玉眼。彩色されており、剃髪し法衣に袈裟をつけた尼僧の姿で、松姫百回忌に当たる正徳五年(1715)頃の作成と考えられています。
◎松姫尼公墓
松姫はこの地で没し、信松院の開基となりました。
延享五年(1748)に八王子千人同心により墓を囲む玉垣が寄進されました。
大久保石見守長安陣屋跡
大久保長安は幕府の代官頭として八王子宿建設にあたり、街並みの南側に陣屋を置きました。
長安は千人同心の組織化や、千人町の成立にも尽力しました。
◆松の湯
14時からオープンらしい。
開店待ちの人だかりができていた。
続く。