24時間勤務アケで社会科見学。
丸亀製麺小川町店で見学会があったので参加した。
国内800店舗、海外に200店舗。
セントラルキッチンをつくらないで、全部店内でうどんを打つ。
1000店舗ある中で一人だけ「麺匠」と呼ばれる達人がいる。
その人が「藤本智美」さん。
そんなうどんの神様のような方から作り方を教わった。
最初にミキサーへ小麦粉を投入。
粉はもちろん国内産。
その後に塩と水をまぜたものを投入。
分量は企業秘密。
その日の気温や湿度などで変えるという。
で、とりあえず出来上がったものが下の写真。
これを袋に詰めて熟成庫一晩寝かせたものが下の写真。
ものすごく滑らかになっている!
粉からここまで1日必要ということは、
次の日の来客数を予測しなければならないということだ。
次にさきほどの生地を薄く延ばす工程(圧延)へ。
麺棒を転がして延ばすのかと思いきや、ローラーに何度かかけていた。
厚さはやっぱり企業秘密。
折りたたんで出してくれたのが下の写真。
これだけでもおいしそう!
これを包丁でトントン・・・・とはやらず、
シュレッダーのような機械に生地をいれたら麺がニュッと出てきた!
切り立てがウマイとのことなので速い方がいい。
出てきた麺をうまく棒に乗せてお湯に投入。
このあと水に入れて麺を引き締める。
いきなり冷たい水に浸さない。
温度の低いトレーに移し替えていって、最後に表面のぬめりを取る。
ここからも大変で、お客さん一人ずつに均等になるように分量を量らなければならない。
できれば手で持った感覚が量りとピッタリになれば申し分ないんだろうけど、
熟練した技が必要だ。
慣れてくれば1分間に6個から8個分けられるとのこと。
で・・・・・・。
やっと完成。
実食タイム!!
実は釜揚げうどんを食べたのは人生で初。
ものすごく美味しかった。
これで290円!?
生活圏の中に丸亀さんがなかったので一度も来たことがなかったんだが、
散歩の途中に見かけたら入ってみよう。
ファンになっちゃいました。
会社名はトリドールホールディングス。
東証一部上場企業だ!
株価もチェックしてみよう♪
藤本さんは「うどんで世界平和を」とおっしゃっていた。
おいしいものでみんな気持ちよくなれば世界平和につながるんじゃないかと。
藤本さんのうれしそうにこう話す姿を見ると、ほんとに実現しそうだ。
お腹いっぱいで、お土産もいただき素晴らしい見学会でした。
参加できてとても良かった!!
最後に藤本さんが覚えていってくださいとおっしゃった言葉。
「ここのうどんは、生きている。」
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その他メモ
ゆでる水は10倍くらいがよい。
水は地域のものを使う。
工程によって水を分けてみたら美味しくなかったので、
店内で使う水は一種類。
軟水の水がいいとのこと。
切りたてのうどんは角が立っている。
真四角になると思われがちだが、星型のような形をしているとのこと。
ゆでたては外側と中心とで水分量が違う。
それが麺のコシになる。
時間が経つと水分量が均一になり、のびた状態になるとのこと。
冷凍めんで一番うまいのは加ト吉の麺とのこと(w
言ってよかったのかな?(ww
「麺匠」は一人だがその下に「麺職人」が130名ほどおり、
青い制服を着ているのですぐわかるとのこと。
誰でも作れるマニュアルがあるのだが、
美味しいうどんをつくるためなら分量を少し変えるとのこと。
やはり天候によって左右されやすいから。