2019/02/18 麻布十番散歩 03 乃が美/麻布十番商店街/きみちゃん像/七面坂/大黒坂/賢崇寺/徳正寺

麻生十番駅付近に戻ってきた後は西へ移動。
お寺が多いエリアに突入。



◆乃が美

すごい行列していたので写真を撮った。
高級「生」食パン専門店とのこと。
チェーン展開しているお店で、こちら麻布十番の店舗は去年(2018年11月15日)オープンしたばかりらしい。
店舗一覧の中で総本店と付いてるところが大阪上本町となっている。
そちらが創業地でいいのかな??




麻布十番商店街






◆きみちゃん像




野口雨情の童謡「赤い靴」の詩にはモデルがありました。その女の子の名前は「きみちゃん」。
きみちゃんは赤ちゃんの時、いろいろな事情でアメリカ人宣教師の養女に出されます。母 かよさんはきみちゃんがアメリカに行って幸せに暮らしいると信じて雨情にこのことを話し、この詩が生まれました。しかし、きみちゃんは病気のためアメリカには行けませんでした。
明治四十四年九月、当時麻布氷坂町、今の十番稲荷神社のあるところにあった孤児院で、ひとり寂しく亡くなったのです。
まだ、九歳でした。
母と子の愛の絆を、この「きみちゃん」の像に託して、今、みなさまの幸せを祈ってやみません。



そういえば、山下公園に「赤い靴はいてた女の子の像」があった。
ovanrei.hatenablog.com



夜バージョン

コンサートの帰りに寄ったので写真を撮ってみた。
この広場は「パティオ十番」っていうんだね。



◆七面坂






坂の東側にあった本善寺(戦後五反田へ移転)に七面大明神の木造が安置されていたためにできた名称である。




◆大黒坂






大国坂とも書く、坂の中腹北側に大黒天(港区七福神のひとつ)をまつる大法寺があったために呼んだ坂名である。




◆賢崇寺



備前佐賀藩主鍋島家墓所

 賢崇寺は、肥前佐賀藩鍋島勝茂が、寛永十二年(1635)疱瘡で死んだ嗣子忠直ぼ菩提を弔うために忠直を開基として創建したお寺で、忠直の戒名「興国院殿敬英賢崇大居士」より、興国山賢崇寺と名づけられ、江戸における鍋島家の菩提寺となった。
 鍋島家墓所は、約千百㎡の範囲に画然とした墓域を形成しており、開基忠直、初代勝茂、九代斉直、初代小城藩主元茂(忠直兄)とその夫人達など一族の五輪塔の墓が並んでいる。各墓へは、参拝用の門をもつ石造の格子状の垣を巡らして聖域を形作り、各門の前両側には石燈籠が配されている。門の扉は既に失われているが、江戸時代の有力な大名家の墓の形態をよく遺している。とくに、墓石のすべてが五輪塔に統一されていることは興味深い。
 勝茂るの墓の裏には、勝茂の死に際して殉死した重臣たちの板石状の墓三十基が整然と並んでいる。これは、殉死という江戸初期の武士の遺風を知るうえで貴重である。




中野の成願寺にも「鍋島家」の墓地があった。
同じ家なんだろうか?
ovanrei.hatenablog.com







◆徳正寺




続く。