2019/05/24 ドラぷらの旅 02 信号器材株式会社~道路標識工場見学~

海ほたるの後は信号器材株式会社という企業さんへ。
こちらでは道路標識を作る過程を見学することができた。



最初に広いお部屋に案内されて会社の概要などの説明。
H30年4月決算時
売り上げが136億円。
従業員数290名。


信号器と社名にあるが、信号は作っていないとのこと。
ただ、信号機の設置工事はやっている。
鉄道関連ではレールの絶縁(レールボンド)や南京錠のような形をした特殊な信号錠(信号鍵)を作っている。
その他、車両のマーキングや道路の白線引きなどもやっている。


標識の歴史がとても興味深かった。
江戸時代の一里塚や道標などから始まって、標識令という法律ができて現在に至るまでをお話ししていただいた。


標識令を改めて調べてみた。
「道路標識、区画線及び道路標示に関する命令」

とのことで、wikiで調べると・・・・。
「道路標識、道路標示、区画線のそれぞれの様式、法令上の内容、設置方法や設置基準を詳細に規定している。
特に、道路標識、道路標示、区画線が持つ具体的な法的効力や法的解釈はこの命令に規定されているため重要な法令の一つである。 」
とあった。



説明を聞いた後は製品である標識の展示室へ。






製品にそんな違いはないだろうと思ってたんだけど、説明を聞くうちにものすごい苦労があることがわかる。
反射材の配合や見易さなどの細かい違いがたくさんあった。
道路に引く白線などもこちらで作っているとのこと。



展示室の後は実際に標識を作っている所へ。



製造工程1
www.youtube.com



製造工程2
www.youtube.com



製造工程3
www.youtube.com
昔は手作業でやっていたので大変だったが、今はある程度機械でできる。
完全に自動化したいがやはり手作業の部分は残ってしまうとのことだった。




白線引き
www.youtube.com
綺麗にできてますね!




できたてはかなり熱い!




この後最初に集まったお部屋で質疑応答があり、見学は終了。
標識のアルミニウム合金のお話があったのでちょっと調べてみた。
アルミニウム合金 - Wikipedia



今度から標識を見る目が変わるね!
最後はバスで東京駅まで移動。
勉強になったバス旅行だった。