2019/11/03 世田谷代田散歩 02 文化財ウィーク「柳澤家住宅主屋」

この日のいちばんのお目当て、文化財ウィークで一般公開中の「柳澤家住宅主屋」へ。




建築年代昭和二十六年(1951)/昭和五十四年(1979)改修
建築面積52.282㎡
設計者伊東安兵衛

 柳澤家住宅は、玄関・ホール・ 四畳半に納戸(旧台所)と便所 を配した小規模な住宅です。外観の特徴は、庭に面し化粧貫(けしょうぬき)を 用いた妻を見せているところです。内部のホールは、暖炉がある洋室でありながら床構えをもち、天井に民家風の梁を組んでいます。ホールと四畳半に 設けられた段差、三枚戸の襖とガラス戸の仕切りなどは、昭和二十年代、戦後復興期の小住宅によく見る間取りです。建物の 内外に伝統民家の構成を引用した建物で、戦後に民家風住宅 を多く手がけた伊東安兵衛の作風をよく現しています。




ホール



四畳半

机の上に文化財のプレートが。
必ず外の見えるところに掲げなければならないというわけではないんだね。




ホールから四畳半を撮る








隣の建物も見させていただいた。

中央やや右側の建物。









外観はどこかのお蕎麦屋さんとかお土産屋さんを感じるなあ。
中はまったくそんな感じではなく、とても落ち着く素晴らしい空間だった。

伊東安兵衛さんをwikiで調べようとしたら出てこなかった・・・。
もっと調べると「柳澤邸 一般財団法人 柳澤君江文化財団」のHPに紹介があったので抜粋。

1908年~1972年
東京都生まれ。
法政大学哲学科卒。
東銀座三原橋に喫茶店「門」を開く。
その後、民芸家具等を扱う「たくみ」に入社。
家具設計のため松本市を度々訪問。家具、木工の多くのデザインを担当する。他方、建築設計にも多く携わり、合掌造りの郷土料理店「ふるさと」をはじめ、民芸調の建物を残した。


この郷土料理店「ふるさと」を調べてみたんだけど、出てこないなあ。
ご存知の方がいらっしゃったら教えてください。
(o*。_。)oペコッ