2020/05/26 中目黒散歩 08 中目黒しぜんとなかよし公園/けこぼ坂/目黒区区役所/けこぼ坂庚申塔/正覚寺/中目黒駅

ここでも目黒川やや南側を川沿いに北西に進み、東急東横線中目黒駅でゴール。



◆中目黒しぜんとなかよし公園





◆けこぼ坂

駒沢通りにある坂。




 この道は昔の祐天寺道で、祐天寺を経て碑文谷裏に続く目黒の主要道路であった。
 かつて、このあたりは急坂であったため、斜面を切り開く切り通しの工事が何回となく繰り返された。その結果、道の両側の土手はますます高くなり、風雨にさらされた土手からは、赤土のかたまりがざらざらこぼれ落ちた。
 この状態を目黒の古い方言で“けこぼ”といい、土地の人々は、この坂を “けこぼ坂”と呼んでいた。


というか落書きが酷いねぇ・・・。





◆目黒区区役所

屋上庭園があるのだが、コロナウィルスのせいで入れない可能性があり、今回はパス。




◆けこぼ坂庚申塔







正覚寺



 実相山正覚寺は、元和5年(1619)に日栄上人によって開かれた日蓮宗の寺です。初めは碑文谷法華寺 (現、円融寺)の末寺でしたが、元禄の頃、不受不施問題の影響を受けで身延山久遠寺末になりました。
 仙台の伊達家との関係が深く、4代藩主綱村の生母である三沢初子が本寺住職4世日猷(にちゆう)、5世日登(にっと)両上人に深く帰依し、客堂や庫裡等は初子の邸宅が寄進されて建てられたといわれています。 初子は浄瑠璃や歌舞伎などで有名な「伊達騒動」の登場人物 「先代萩の政岡」のモデルともいわれる人物です。また、綱村も生母初子の菩提を弔うため当寺へ特別の保護をしたといい、現在も伊達家の紋の入った建具などが残されています。
 なお、鬼子母神堂には伝教大師作と伝えられる鬼子母神像が、祖師堂には11代将軍徳川家斉江戸城中で深く帰依していたという日蓮聖人木像が安置されています。
 墓地には三沢初子の墓(都指定文化財)があり、境内には6代目尾上梅幸の弟子尾上梅朝が演じた先代萩の政岡を元に、 昭和9年(1934)に建てられた初子の銅像があります。



国柱法窟



鬼子母神



鐘楼




三澤初子之像




本牧場畜牛供養塔



 目黒には明治中頃から昭和初期にかけて数多くの牧場があり、地域の人々に新鮮な牛乳を供給していました。しかしそれらも目黒の都市化とともに姿を消し、今日では全くその姿をとどめていません。
 橋本牧場は明治20年(1887)頃から大正12年(1923)まで上目黒4丁目あたりに3千坪(約1万平方メートル)ほどの敷地で存在した牧場で、畜牛供養塔は経営者の橋本寿吉氏により牧場廃業時に敷地の片隅に立てられたものです。
 その後、開発等により慰霊碑は移転を繰り返しましたが、平成19年に現在の場所に安置されました。区内に牧場があったことを物語る数少ない貴重な資料です。



瘡守稲荷大神




山門






中目黒駅




ゴールの東急東横線中目黒駅




今回も坂だらけ・・・・。
坂の端まで歩くのを諦めた個所が数か所ある(w
そろそろ虫よけスプレーを携帯しないと蚊に食われそうだ。
用意しよう。