2020/07/11 北品川散歩 05 願行寺/東品川公園前歩道橋/東品川公園/豊玉稲荷大明神/スーパーホテル青物横丁/品川警察署/南品川歩道橋

旧南番場駅跡から東へかなり進む。
八ツ山通りまで進み、東品川公園・品川警察署周辺を散策。



◆願行寺



 願行寺 は、鎌倉光明寺八世長蓮社観誉祐崇(かんよゆうそう)(1426~1509) に ょって開創されたが、行基菩薩が開基であるという伝説も残っている。寺伝によると、室町時代末の寛正三年(1462)頃、ひとり の念仏聖が品川の海辺に草庵を結んで念仏を唱えていたが、その後、文明年間(1476~87) 末に、開山である観誉祐崇がその草庵を現在地に移Lて一宇を建立したと伝えている。
 同寺の文書は、「十夜縁起」「本尊縁起」に「願行寺古文書」の 計 三巻土十八点からなる。そのうちの「十夜緣起」は、浄土信仰における十夜法要に基づくもの で あり、弘治三年(1557)に編述した縁起を、元禄二年(1689) に知恩院(京都・浄土宗総本山)と光明寺に奥書を求めたものである 。同縁起には、十夜法要の由来と願行寺 の由緒についても記述についても記述されており、他 の「本尊縁起」や願行寺塔頭の記録を中心とLた「願行寺古文書」を含め、近世仏教史上だけでなく地域資料としても貴重である。


しばり地蔵尊



 この地蔵尊は承応元年(1652年)に造立されたと伝わる。
 大井村の土佐山 (現在の東大井・鮫洲駅近辺)に下屋敷があった松平土佐守・山内家の奥方から代々帰依をうけた地蔵尊である。
 『新編武蔵風土記』巻五四の「願行寺」の項には、「里人しばり地蔵という。病を析るもの縄にてしばれば験あり十夜に至て和尚縄を解く、其後又しばり初むと云」とある。地蔵尊は我が身を縛られることで病や災難に苦しむ者の身代わりとなり、その苦しみを引受けて下さるのである。
 いつの頃からか、お首を一つそっと持ち帰り毎日お析りをして願が叶ったらお首を二つにしてお返しするなどの願の掛け方も行われるようになった。
 心からその慈悲にすがる人々には霊験あらたかであった数々の話が伝わる。


「究学」の碑


法界堂


山門





◆東品川公園前歩道橋








◆東品川公園

灯台は品川燈台(縮小模造)とのこと。



7号蒸気機関車









◆豊玉稲荷大明神






スーパーホテル青物横丁

ちょっとした縁があるので来てみた。






◆品川警察署





◆南品川歩道橋











続く。