2020/11/05 関西旅行4日目 広島・呉散歩 02 大和波止場

呉駅に到着後、大和ミュージアム開館まで時間があったので大和波止場でお弁当を食べる。
情報量が多い公園だったので1ページにした。




◆大和波止場



戦艦「大和」

戦艦「大和」は、昭和16(1941)年12月16日、呉海軍工廠で竣工しました。当時最先端の技術を用いて建造され、現在でも世界の歴史上最大の戦艦です。 昭和17(1942)年2月から1年間、連合艦隊旗艦となっていました。 昭和20(1945)年4月、沖縄への海上特攻作戦に出撃し、 九州南西沖でアメリカ軍の攻撃を受け沈没しました。 ここでは、戦艦「大和」前甲板の左半分を実寸大で表現しています。

[要 目]
全 長      263.0メートル
最大幅     38.9メートル
吃水(公試状態) 10.4メートル
最大速力 27.46ノット
(時速 約51キロ)
航続距離 16.0ノット(時速29.6キロ)で
       7200海里(約13334キロ)
計画乗組員        約2500人








◆戦艦「大和」 艦橋



このあたりは、戦艦「大和」 の艦橋部分にあたる場所です。
艦橋は、艦(ふね) の頭脳にあたるところで、司令塔、作戦室、主砲射撃指揮所、防空指揮所などが設置され、指揮に必要な各種装置が集中していました。
艦橋の高さは、海面から約40メートルで10階程度のビルに相当します。








◆戦艦「大和」46センチ主砲



戦艦「大和」の主砲は、 世界最大のロ径46センチの艦砲でした。砲包身の全長は約21.3メートル、重量は165トンあります。 この主砲から発射する46センチ主砲引弾は、重量1.46トンで、約42キロメートル先まで届きます。
戦艦「大和」には、この主砲身が3門装備された主砲塔が三基搭載されていました。砲塔一基の総重量は、約2,770トンで駆逐艦一隻分に相当します。
ここでは、1番砲塔と2番主砲塔の左半分を実寸大で表現しています。








戦艦大和の時鐘(じしょう)

時鐘(じしょう)=タイムベル
時鐘は、その艦が就役している間、昼夜を問わす3分ごとに当直の時鐘番員(ししょうばんぺい)が鐘を鳴らして艦内に時刻を告げるもで、その艦のシンボルともいえるものでした。
鐘を鳴らす回数は、(0:30の1点鐘に始まり、1:00は
2点鐘、130は3点鐘と続き、8点鐘で1巡します。2巡めは430の1点鐘に始まり、1日で6巡します。
鐘の打ち方にも独特の流儀があり、1点鐘の「カン」以外はは、2連区切りというのがならわしでした。。
例えば、3点鐘は「カンカン カン」、4点鐘はカンカン カンカン」と打ちます。








◆潜水調査船「しんかい」



潜水調查船「しんかい」は、戦後初の本格的潜水調查船として、海底地形地質調査、漁場調查、海底地震の観測等のため、川崎重工業 (株)神戸工場で建造され、昭和44(1969)年3月20日に竣工し、海上保安庁で運用していました。
深度600メ一トルまで潜航可能で、昭和52(1977) 年1月28日に退役するまで、伊豆半島沖などで307回の潜水調査を行い、 生物及び地下資源等の海洋調査に多くの成果を残しました。

[要目]
排水量    90.88 /ト ン
全長     16.52メートル
幅      5.53メートル
喫水      4.00メートル
最大速力(水中2247ット(時速4.1キロ)
(水上)2.35/ット(時速44キロ)
航続時間    1.5ットで約10時間
推進機関  主水中電動機11kwX1基
耐圧球材質      NS46高張力鋼
定印             4名









◆大和波止場から大和ミュージアム(左)と呉港フェリー乗り場(右)









◆大和波止場から瀬戸内海










◆大和波止場から「てつのくじら館」









続く。