2020/12/15 練馬旭町散歩 08 本覚寺・旭町北野神社/仲台寺/光が丘パークタウン/光が丘公園/秋の陽公園/ふれあい歩道橋

笹目通りを少し南下したあとは東へ進んで光が丘公園とその周囲を散策。



本覚寺・旭町北野神社

本覚寺



旭町北野神社(天満宮


お寺と神社が同じ境内に並んでいた。
かなり珍しいと思う。



 本覚寺日蓮宗雑司ヶ谷の法明寺末で、山号を法光山といいます。創建は江戸時代初期と考えられ、寺の記録では開山は日栄上人(寛永十九年〈1642〉寂)と伝
わり、『新編武蔵風土記稿』では開山は日圓(にちえん)上人(元和三年〈1617〉 寂)、開基は法光院常蓮 (俗名は小島兵庫、慶長元年〈1596〉没)と記されています。
 本覚寺の天眼願満日蓮菩薩像(てんげんがんまんにちれんぼさつぞう)は、室町時代の作と伝えられ、近在はもちろん江戸市中からの信仰もあつめてきました。門前にある日蓮上人五百遠忌題目(おんきだいもく)碑は、安永二年(1773)に江戸下町の講中と、土支田村の人びとによって建立されたものです。寄進者の中には、土佐藩江戸藩邸の女中(「土州御屋舖(やしき)御局(つぼね)」)が名を連ねており、信仰層の広さがうかがえます。
 北野神社(天満宮)は、旧土支田村の名主であった小島家の伝えによると、 江戸時代初期に同家の鬼門除けとして建立され、次第に村人から「八丁堀の天神樣」とよばれ崇敬されるよぅになりました。北野神社には奉納された江戸時代以降の絵馬が数多く残っています。祭神の菅原道真に学問の向上成就を祈願したものでしょう。
 北野神社は、江戸時代末期までは本覚寺別当をつとめる天神社でしたが、明治期の神仏分離により北野神社を称しました。現在も神仏習合時代のたたずまいを残しています。境内には法光稲荷神社も祀られています。

練馬区登録有形民俗文化財本覚寺の版木」
平成二十五年一月登録


法光稲荷神社


本覚寺山門


北野神社鳥居









◆仲台寺



 仲台寺は、浄土宗の寺院で、山号を称念山といいます。
 天文年間(1532~55)称念上人によって甲端村(北区)に創建されました。
 昭和二十年戦災により堂字ことごとく焼失しよしたが、同三十六年、地元の要望で寺域を小学枚用地に提供し、この地に移転してきました。
 本尊は阿弥陀如来、脇侍は観音、勢至両菩薩です。阿弥陀如来平安時代の作ともいわれています。
 門前にある安永六年(1777)の碑は、上野王子駒込辺三十三ヶ所観音霊場制定の際、仲台寺が西国十番札所宇治三室戸寺の写しとして選ばれたときの石碑です。
 参道左にある如意輪観音庚申塔は、寛文八年(1668)巣鴨村の人びとによって造立されたものです。如意輪観音を主尊とする庚申塔は全国的にも珍しいといわれています。










光が丘パークタウン

URだね。
かなり大きい。


かたらい像

裏には「東京都文化のデザイン事業」と刻まれていた。
WEBで詳細を調べても見当たらないなあ。


地図









◆光が丘公園



平和の祈り

 この地には 1943年(昭和十八年) 帝都(首都)防衛のため成増陸軍飛行場がつくられ、多くの若い生命が空に散っていった。地元住民にとっても 農地を強制買収され 基地づくりに動員された忘れがたい地でもある。
 終戦直後の一時期 この広大な地域は米軍キャンプとして接収され 米国第十八代大統領グラント将軍にちなみ グランドハイツと呼ばれた。その後 多年にわたる返還運動が実り みどりと太陽の武蔵野台地にコミユニティ「光が丘」が誕生しました。  
 練馬区は1983年(昭和五十八年)に「非核都市練馬区宣言」を制定し 「世界の恒久平和は人類共通の願い」であるとして「核兵器の廃絶と軍縮」を強く訴えている。
 本年は戦争終結から50年 歴史の大きな節目の年にあたる。この時にあたり戦中戦後の激しい流れを見つめてきたこの地に 区民の総意をこめて平和の記念碑を建て 練馬地域の多数の戦没者を悼むとともに 空爆による被災者や第二次世界大戦による 内外諸国民の多大な犠牲を省みるものである。
 ここに練馬区民は戦争の悲惨さと平和の尊さを心に刻み 平和を守る決意を新たにしたい。


図書館


体育館


家敷森跡地

ようこそ、 屋敷森跡地へ
みなさん、こんにちは!
 公園の樹林地を抜けてきて、 ここに立つと不思議な気持ちになりませんか?
 ここは、300年もの歴史のある農家の屋敷森跡地です。
 屋敷森は、農家の建物を風や雪などから守るため、また樹木を生活の様々な用途に利用するために作られたものです。
 ここでは、母屋の南東にケヤキが植えられ、西側や北側には、シラカシやムクノキが林立しています。なかでも樹齢100年を超すムクノキの大木は威厳さえ感じられます。
 屋敷森の中庭は、農作業に使われていましたが、今では季節ごとに咲き代わる庭木や野草が大切に育てられています。
 この屋敷森で、先人達の息づきを楽しみ、それを次代に伝えていくために、木の枝を折ったり、野墓を抜いたり、また土を踏み荒らしで虫の生息を妨げる等の様々な生態系を破壊するおこないは、しだくないものです。
 大切な屋敷森の生態系を守るために、観察に当たっては、散策路の外に踏み出さないようにしましょう。











◆秋の陽公園



 林と田園風景
 田んぼに水車、そして雑木林。なつかしい武蔵野の風景が、もうすぐよみがえる・・・・・


田んぼ



近隣の小学校の皆さんとお米作りをしています。
収穫まで大切に育てています。
ご協力をお願いします。











◆ふれあい歩道橋









続く。