2020/12/29 練馬桜台散歩 06 正久保橋/記念碑/氷川台駅/氷川台氷川神社/東早淵史跡公園/蒲田橋/氷川神社発祥之碑

まだまだ北上し正久保橋で石神井川を渡る。
氷川台駅の後は北にある氷川神社へ。
その後は細い路地を南西へ進み、蒲田橋を渡ってまた石神井川を超える。



◆正久保橋

下は石神井川











◆記念碑

桜、石神井川、記念碑・・・
までは読めるが他が読めなかった。









氷川台駅








氷川台氷川神社



氷川神社(通称、大氷川)
 氷川神社は、須佐之男尊を祭神とする旧下練馬村の鎮守社です。境内には稲荷・北野・須賀・出雲の社があります。 社伝によれば、創建は長禄元年(1457)に渋川義鏡(しぶかわよしかね)が古河公方足利成氏(こがくぼうあしかがしげうじ)との戦いの途上、石神井川の近くでこんこんと湧き出る泉を見つけ(「お浜井戸」)、兵を休めて 須佐之男尊を祀り武運長久を祈ったことに始まるといいます。そして、江戸時代の延享年間(1744~48)に現在地に遷座したと伝えられています。 この故事により、今では三年に一度、かつては毎年四月の 春祭に、神輿が「お浜井戸」まで里帰りする神輿渡御行列が行われました。行列では御供する人々が道中歌を唄い、神輿 が「お浜井戸」に到着すると、祝詞のあと獅子舞と「鶴の舞」 が奉納されます。「鶴の舞」は、演者二人が雌雄一対の鶴に 扮して太鼓にあわせて舞います。以前はその晩に境内で古式を伝える田遊びも行われていました。
練馬区指定文化財
「鶴の舞」(無形民俗文化財、平成六年度指定)
「神輿渡御行列図絵馬」(有形民俗文化財、平成十七年度指定)
練馬区登錄文化財
「角柱型水盤」(有形文化財、昭和六十三年度登録)
氷川神社狛犬」(有形文化財、昭和六十三年度登録)
「神輿渡御の御供道中歌」(無形民俗文化財、平成四年度登録)
「大氷川の力石」(有形民俗文化財、平成十三年度登録)
草摺引(くさずりびき)図絵馬」(有形文化財、平成二十五年度登録)


稲荷社



北野社



出雲社


楽殿


狛犬





鳥居1


鳥居2


神社前

立派なお宅があったので写真を撮った。
お米屋さんの看板っぽいのがある。








◆東早淵史跡公園



 早宮史跡公園の周辺一帯は、旧石器時代(約三万年前)から平安時代(九世紀頃)にかけての遺跡が所在しています。旧下練馬村野小字名「早淵」にちなんで「東早淵遺跡」と呼んでいます。
 練馬区は、青梅市付近を頂(いただき)とした多摩川扇状地である武蔵野台地の北東端に位置しています。東早漏遺跡は武蔵野台地の中央付近、小平市鈴木町に源(みなもと)を発する石神井川
中流域左岸、標高30~36mの台地縁辺部に所在しています。東早淵遺跡の川向こうには、旧石器時代から縄文時代の遺跡である高稲荷遺跡が所在しており、日当たりが良く、水を得やすい場所で原始・古代の人々が生活をしていたことが分かります。
 東早淵遺跡は、今までに四か所の地点で発極調査が行われています。昭和五十八年・五十九年(1983~1984)には、この公園の隣接地の調査が実施され、旧石器時代の石器製作跡や石蒸し調理をした跡と考えられている礫群(れきぐん)、縄文時代早期の土坑(どこう)、弥生時代後期の竪穴住居跡や方形周溝墓が発見されました。
 平成元年(1989)の早宮史跡公園開設のための調査では、児童、生徒が参加して発掘調査が行われました。弥生時代の竪穴住居跡が調査され、高坏形(たかつきがた)土器、甕形(かめがた)土器、壺(つぼ)型土器などが出土した他、縄文時代の石鏃(せきぞく)(矢じり)などが出土しました。
 平成二年(1990)に発掘した地点では、旧石器時代の石器の他、平安時代の住居跡ニ軒が発見され、墨書土器(墨で文字が書かれた土器)や、砥石(といし)、紡錘車(ぼうすいしゃ)などが出土しました。これらの出土品は、教育委員会で保管しています。









◆蒲田橋

下は石神井川










氷川神社発祥之碑

古老口碑に御花園天皇の長禄元年に渋川義鏡が足利成氏との戦に向かう途中 
此処石神井川の急流に出会ふ
淀む処に泉 渾々として湧出る水際の井戸即ち御浜井戸と称す
暫く兵士を休めてその傍に祠を建て須佐之男尊を祀り九月五日武運長久を祈るこの流水を水田に用い一帯を良田となす 
近郷の農家の崇敬の的となり親しまれた後 海老名左近住するに及び観世音を安置せる観音山 即ち今の地に遷さる 
霊験あらたか 五十一宇の総鎮守となる 
現今祈年祭に合せて毎年四月九日 祭神の御里帰りと称し 神社より此処え神輿渡御が行われる 
行列は神幸旗を先頭に五色の吹流し 太鼓の響にのって氏子の人等の道中歌 此処に神輿を奉安し 獅子の舞で祓い清め 
子孫繁栄五穀豊穣を祈る雌雄二羽の鶴の舞が行われ その夜神社で田遊びの行事が行われる由緒ある処です



おはま井戸





続く。