2021/06/18 足立鹿浜散歩 05 供養塔三基/江北公園/日本液炭㈱開発部/三十番神社/感鷹寺/加賀稲荷神社/加賀天満宮

前の日記「島氷川神社」からは北へ向かい、また新芝川・首都高速に合流。
このあたりからは両方とも北東へ進路を変えている。



◆供養塔三基



 三基の供養塔は右から、天保五年(1834)の拝礼供養塔・天保十三年(1842)の地蔵菩薩供養塔・寛政八年(1796)の普門品(ふもんぼん)供養塔である。
 拝礼供養塔は、出羽三山坂東三十三箇所秩父三十四箇所西国三十三箇所・新四国八十八箇所・富士山・大峯山・浅間嶽といった日本各地の霊山・霊場が刻まれている。地蔵菩薩供養塔の前の線香立には、享保十七年(1732)二月、鹿浜村講中が願主となって地蔵菩薩を奉納した旨の銘文が刻まれており、この供養塔は享保年間の地蔵菩薩供養塔の再建として造立されたと考えられます。普門品供養塔の普門品とは、法華経の第二十五章観世音菩薩普門品のことで、観世音菩薩の衆生救済(しゅじょうきゅうさい)を説いている。この塔は鹿浜村の七夜待講中(しちやまちこうちゅう)によって造立され、道標も兼ねており、文政十二年(1829)成立の『江戸近郊道しるべ』でも紹介されている。
 三基はいずれも、江戸時代の鹿浜村の人々の信仰をうかがえる資料として、昭和五十八年(1983)十二月に足立区登録有形民俗文化財となった。








◆江北公園







◆日本液炭㈱開発部

『日本液炭株式会社(にっぽんえきたん)は、日本の炭酸ガスメーカー。炭酸ガスシェアは日本国内首位。 』
日本液炭 - Wikipedia


聞いたことがある企業さんだったので撮ってみた。
上場はしてないんだね。







三十番神



川口市指定無形民俗文化財 神楽「夷大馬黒」 領家の囃子と神楽
 川口市領家地也区に伝元られれている祭り雞子は、領家の雖鎮守桶荷神社の祭礼(每年9月28、29日、本祭の年は9月第3-止日)と、前耕地 地区の三十番神社の祭礼L(9
月29、30日)に行われています。このうち神楽は、稲荷神社のの祭礼の背宮に演じられています。
 祭り囃子は、江戸囉子の系統に属する葛西囉子の「キリ囃子」といわれ、古老の伝えるところによると、江戸時代後期にはじめられたといいます。また神楽は、後に幕未から明治期頃に、東京 神楽師に習って取り入れたといわれ、神楽師の神楽よりも比較的やさしい難子連中の神楽として「ほやしかくら」と呼ばれています。そして、神楽を演じることを「グラツキ(神楽付き)」といい、「獅子起し」、「種子蒔き」、「狐つり」、「熊襲征伐」、「夷大黑」、「紅葉待り」、「大蛇退治」、「神剣責营」、「天の返し矢」、「道鏡」などが伝承されています。

離子,神楽の組織
 領家の祭り囃子は、「オオドウ(大太鼓)」1人、「シメダイコ(小太鼓)」2人、「トンビ(笛)」1人、「ヨスケ (鉦)」1 人の5人で1組を構成する五人囉子で行われます。また、唯子を行う人たちを総称して「唯子連中」といい、かつては、14~15歳のワカイシュ(若衆)と呼ばれる人たちの中でも、村の長男がこれに加入しました。
 囃子の曲目は、「ボッコミ(打込み)」.「ハヤシ(屋台)」「ショウテン (昇天)」·「カマクラ(鎌倉)」·「シチョウメ(四丁目)」·「カンダマル(神田丸)」·「ハヤシ(屋台)」の順に演奏され、これが繰り返されます。

祭り囃子の系統
 埼玉県内に存在している祭り離子の系統としては、大きく見て秩父屋台囉子の系統の他、群馬県に広がるサンテコ・江戸囃子(葛西喇子・神田囃子 他)、祇園囃子・大杉囃子なとの系統がありますが、領家の祭り囃子の属する葛西囃子は、江戸葛西郡の香取明神の祭り囃子であるといわれ、 県の東部に分布しています。同じ市内安行藤八の祭り魔子もこれに属しています。


番神社のサイカ

川口市指定天然記念物 番神社のサイカチ (昭和44年3月20日指定)
 サイカチ(皀葵)は、マメ科イカチ属に属する落葉高木です。山野・川原に生え、幹や枝には枝の変形した刺が多くあります。葉は互生して偶数羽状複葉であり、 5~6月になると淡黄緑色の
 小花を房状につけます。 雌花·雄花および両性花を同一の株上に有し、秋には30cm前後の刀状の果実をつけます。 新葉は食用となり、また、豆果は石鹸の代わりに利用されていました。
 三十番神社のサイカチには、今から140~150年前にこの枝を切ったところ中に空洞があり、そこから大蛇が現れ襲いかかったのを、実相寺の住職日争上人の法力により助けられたという伝説があります。この木は樹齢約400年といわれ、大きさは目通り3.4m、根回り5.16m、樹高10.4mあります。







◆感鷹寺

脇の入り口には「関係者以外立ち入り禁止」とあったので外からお参りした。







◆加賀稲荷神社


古峯神社/榛名神社/阿夫利神社








◆加賀天満宮








続く。