2022/05/12 深川散歩 09 陽岳寺/海福寺跡/増林寺/冬木弁天堂/小林製薬/赤札堂・門前仲町駅/南阿佐ヶ谷駅/新高円寺

清澄通りを北進。
途中細い路地を東へ。
冬樹弁天堂まで南東へ進んだ後は、南下して首都高速高架下を西へ進み、門前仲町駅でゴール。




陽岳寺



 向井忠勝(1582~1641) は、60歳で没しました。戒名は、陽岳寺殿天海玄祐居士です。陽岳寺は、寛永14年(1637) に創建され、開山は文室祖郁禅師で、 開基は忠勝です。
 慶長2年(1597) 16歳で、後の将軍秀忠 に仕え、大坂冬、夏の両度の戦いには水軍を率い、摂津尼崎へ出陣しました。寬永2年(1625) 父の跡を継ぎ、子孫は代々船手頭の職を世襲しました












◆海福寺跡



 海福寺は、 寛永5年(1628)に創建され、万治元年(1658)に黄檗(おうばく)派に転じた禅宗寺院です。明治43年(1910)に下目黒に移転するまで当地にありました。
 境内には、永代橋崩落横死者供養塔が建てられていました。この塔は、文化4年(1807)の富岡八幡宮祭礼時に、永代橋の崩落に巻き込まれて亡くなった人々を供養するために建てられたものです。この事件は、御座船が永代橋下を通過するまで足止めされていた見物の群衆が一気に橋を渡ろうとしたことが大きな原因でした。塔は、海福寺と共に移転し、東京都の指定有形文化財になっています。
 現在、 明治小学校敷地内に残る馬頭観世音供養塔は、かつて海福寺の墓地にあったものです。















◆増林寺



親和は深川福住町に住み深川親和とも称し書を細井廣澤に学び書道の大家となりことに篆(てん)書にすぐれ江戸●在にまでその書は額や幟の●などにみられまたその筆跡を浴衣や手拭に染めた親和染が流行するにいたったが天明2年3月7日83歳にて死去し増林寺に葬られた


絹本着色毘沙門天像(けんぽんちゃくしょくびしゃもんてんぞう) 一幅  附木箱一合

 左斜めを向いて、岩座上の邪鬼を踏んで立つ、軸装に仕立てられた毘沙門天の画像です(本紙の寸法、縦93.0cm、横36.2cm)。
 毘沙門天は、四天王の多聞天と同体、また十二天の一尊として祀られ、北方の守護神、あるいは福徳神として古くから信仰されています。本像は、円光背を背にして、右手に宝棒、左手に宝塔を持ち、袖や天衣を翻した動きのある姿に描かれており、特に頭上の摩尼宝珠や右手の宝棒は、毘沙門天像としては珍しい作例といえます。
 この画像は、本来像や光背等の輪郭を濃い墨線で描き、顔、甲冑、持物、台座光背などが白、朱、緑青、茶色の顔料(絵の具)と金泥で華やかに彩色されていましたが、現在は当初の色は少し衣褪色し、落ちついた色合いを呈しています。よく見ると、伸びやかな墨線と的確な彩色の筆法には生彩があり、全体におおらかな構図であることとあわせて、この画像が南北朝時代(14世紀)に描かれた優れた仏画であることがわかります。江東区では、やはり南北朝時代の作と考えられる永代寺の絹本着色地蔵菩薩半跏像(区指定有形文化財)とともに最も古い画像です。また、後世の大幅な補筆や修復がなされていないことも、中世の仏画として大変貴重です。
 なお、表具の背面と納入木箱に記された墨書から、この画像が慶應元年(1865)に表装し直され、河内国百済長栄寺大阪府東大阪市高井田元町)で開眼供養されたことが知られますので、あるいは明治以降に関西方面から移されたものとも考えられます。

●は読めなかった・・・・。













◆冬木弁天堂



 冬木弁天堂は、材木商冬木五郎右衛門直次が承応3年 (1654) に江州竹生島 (滋賀県) の弁財天の分霊を日本橋茅場町
(中央区) の邸内にまつり、 宝永2年(1705) にその孫、弥平次がこの地に移したと伝えられています。
 冬木家は、冬木町一帯に広大な屋敷を構える豪商で、 東京国立博物館には尾形光琳の描いた冬木小袖と呼ばれる着物が
所蔵されています。
 深川七福神のひとつ (弁財天) として親しまれています。


慈眼観音


戦災殉難殃死者供羪碑



近くにあった地図












小林製薬

こちらは「小林製薬セールスプロモーション株式会社」とのこと。
参考
小林製薬セールスプロモーション株式会社のご案内 | グループ会社 | 企業情報 | 小林製薬株式会社












赤札堂門前仲町駅

東京メトロ東西線門算中町駅と、赤札堂







前に来た時より新しく史跡として看板がたてられたり、かけなおされたりしているところがあった。
こまめにチェックしないとたんだろうけど、僕の能力では無理だなあ。
雨が降る前に帰ろうと思っていたのだが、予想外に時間がかかって途中から雨が降ってきた。
また何年後かには変わっているだろうから来ないと。。。。






南阿佐ヶ谷駅

地下鉄で、南阿佐ヶ谷駅へ移動。



杉並区役所でお買い物して新高円寺へ移動。
帰宅する。














新高円寺














続く。