2023/02/08 東久留米・東小金井散歩 01 東久留米駅/小金井久留米線街路樹事業/イトーヨーカドー/東久留米市役所/東京電力久留米変電所/第二画像診断クリニック/お堂・多聞寺黒松


お休み♪
西武池袋線東久留米駅からJR中央線東小金井駅まで散歩。




東久留米駅

西武池袋線東久留米駅




自然つながり活力あるまち東久留米市


黒目川~先人の思いを託した川~

 黒目川は、いろいろな水により川の流れを保っています。湧水はもちろん、工場や家庭からの排水など、一度使われた水が川を流れているため、人の生活に影響されやすい川になっています。
 以前は大量の排水が川を著しく汚したため、生息できる生物が限られてしまいました。その後公共下水道の普及が進み、排水の流入が減ったことで、少しずつですが水質が向上しています。いまでは多様な生物が住める環境を取り戻しつつあります。しかし、排水の減少は、そのまま川の水量を減らし、また周辺の地下水の減少も影響して、最上流では川が干上がってしまうこともたびたびあります。
 市名の由来に、黒目川の呼び方がなまって、「くるめ」になったとの説があります。川が生活の中心であったころ、人々が川から受ける恩恵に感謝を込めて、そう呼ぶようになったのかもしれません。
 先人の愛した黒目川をいつまでも大切にする。市名の由来を守り、次の世代に引き継いでいくこと。それは、先人が東久留米市に住む人々に託した思いなのではないでしょうか。


柳窪のみどり~ケヤキの大木がやさしく迎えてくれます〜

 柳窪に行くと、悠々とそびえるケヤキの大木が迎えてくれます。そのケヤキのみどりに包まれ、ゆっくりと深呼吸しながら歩を進めると、一歩一歩ごとに呼吸が楽になるような気がします。
 みどりは、私達が気持ちよく暮すのに大切なものです。身近な雑木林、公園や庭の樹木、道路の街路樹など、節ごとにいろいろな姿で、私たちにやすらぎを与えてくれます。柳窪のみどりは、柳窪緑地保全地域を軸に周辺の屋敷林と雑木林が一帯となって、市内でも特に深いみどりをつくり出しています。 そのみどりを縫うように、黒目川が流れています。 雨水が豊富な時には、林のあちらこちらから地下水が湧き出て、川の水源になります。
 黒目川が大きく曲がるところに天神社があります。幕末から明治にかけて菅原道真公を合祀するようになりました。隣り合うように、屋敷林に囲まれた旧家が、並んでいます。ケヤキの大木を背景にした立派な構えは、れた人を歴史の世界へ誘います。
 ここは、ケヤキの大木がつくり出すみどりが、訪れる人をやさしく迎えてくれます。ふっと、やすらぎが欲しくなったら、柳窪のみどりを訪ねてみてはいかがでしょうか。


湧水・清流保全都市宣言

 私たちのまち東久留米市には、黒目川・落合川・立野川を代表とする、湧き水による幾筋もの川があります。縄文の時代より人々はこの清き水に集い、やがてむらやまちがつくられ、暮らしが営まれてきました。
 時は移り、都市化と生活様式の変化により、みどりや湧き水が減り、川が汚れた時期もありました。しかし、人々の努力によりその流れを絶やすことなく、清らかさを取り戻した湧き水の流れは清流に集まる生き物を育み、市民に潤いと安らぎを与 とともにまちの象徴にもなっています。
 東京で唯一、「平成の名水百選」に選ばれた川が流れる東久留米市で暮らす私たちは、まちを潤す湧水と清流を誇りとしています。私たちは、このすばらしい環境を次の世代によりよいかたちで引き継いでいくために、樹林や農地のみどりなどが、地下水を豊かにし、湧き水と多くの生き物の命を育んでいる仕組みを大切にして、今後も市民・事業者・行政が力を合わせて湧水と清流の保全に取り組んでいくことを宣言します。


南沢緑地保全地域~縄文の昔から人々を育んでいます〜

 新緑の雑木林に絶え間ない湧水の流れ、耳を澄ませば小鳥のさえずりと水音が春の訪れを奏でています。 ここは都会では少なくなった「水とみどり」が、季節の移り変わりを訪れる人に告げてくれるところです。
 湧水は、緑地一帯から湧き出ています。その水質の良さと豊富な水量で、夏には子供達の水遊びやホタルの舞う姿が見られます。また、「東京の名湧水」の一つにも選ばれています。周辺には縄文時代の住居跡があることから、太古から人々の生活に関わっていることがうかがえます。
 緑地に隣り合うように神社があります。江戸のころから湧水を守る神様に獅子舞が奉納されています。女獅子を廻って二頭の男獅子が踊る勇壮な様は、近在には見られないものです。
 静かに、時に人々で賑わい、そしてまた静寂に包まれる。雑木林と湧水が、人々と共に太古から繰り返す自然の営みを未来に引き継いで行きたいところです。


竹林公園~竹と湧水を描いた水墨画の世界~

 雪の舞う日に公園を訪れると、景色が途端に静寂な水墨画の世界に変わります。見上げるばかりの孟宗竹に降り積もる雪、ときおり重さに耐えかねた竹が、身震いするように雪を払い落とします。ここは竹林と湧水が作り上げた公園です。そのめずらしさと独特の雰囲気が評価され、 「新東京百景」に選ばれました。
 公園の斜面地を竹が覆い、また竹林に蓄えられた雨水が途切れることなく湧き出ています。何か、竹取物語を連想してしまいます。眼をこらすと微かに光る竹を見つけられるかも。そんなおとぎ話の世界を求めて、人の途切れることがありません。
 そして冬がさり春が訪れると、公園の様子が少しだけ変わります。あちらこちらに竹の子が顔を出し、古い竹と交代していきます。 竹林公園は、竹が世代交代を繰り返す事で、いつも美しい竹林の姿を保っています。ここは、竹が主役の公園です。


野火止用水~今で言う多目的利用です~

 野火止用水沿いを散歩すると、車の往来の合間に微かですが、心地よいせせらぎの音を耳にします。 そっとのぞいてみると、小魚たちが鯉の姿に散ったり集まったりを繰り返しています。
 大江戸八百八町に水を供給するため、幕府は玉川上水を開きました。野火止用水は、その折に老中松平伊豆守信綱が、地域の灌漑や農民の生活水を得るため、また野火の延焼防止のためにと、将軍に願い出て玉川上水から分水したものです。 人々の生活や防災にと、多目的利用を図ったものでした。今はその役目を終え、リサイクルされた水が清流となって、新座市の平林寺に向かって流れていきます。 散歩を続けると、あちらこちらにハナダイコンの花が見られます。春を迎えると用水の土手が紫色に染まり、木々の新緑と重なり合います。
 人々の生活のために開かれた用水は、いまは自然を保つために、人が作った水を延々と流す役目を担っています。


ブラックジャックピノコ


“my sky hole 94-樹の情景"



東久留米駅西口広場彫刻モニュメント “my sky hole 94-樹の情景" について
 武蔵野の面影を残す東久留米周辺は、大きく成長したケヤキが立ち並び、 その懐にはこんもりと緑深い風景が続いています。 緑豊かなところで、 人間が樹々と深くかかわって生活している街です。 その中で駅前に50年の年輪を重ねた、ケヤキを移植したのは、 家路について自分の街に戻ってきたというしるし道標として存在するためです。 樹が帰りを待っててくれるといった心情のための存在です。 このケヤキは、これからも時を刻み、 世代に渡って人間の記憶を連ねていくことでしょう。
 豊かな緑は、 清水を恵み、 水を求めて生き物が集まり、 それがまた緑を育んてきました。 市内の各所から湧き出る水は小川をつくり、 人間の生活もささえました。駅前の瓢箪の形をした交通島では、地下からあふれでた湧き水が落合川、 黒目川をイメージした二条の流れとなって、 ハナミズキの樹間を流れています。
 柿色の彫刻から流れ落ちる一筋の水には、ロうつしに飲んだ山のおいしい水への思いがあります。 竹を山肌に着し込むと、 水が竹の樋を伝わって流れてくる、そんな山の光景のイメージからつくった水の器です。
 樹、水、花、石、光、 人が、 すべて一つとなって表情をつくっていく。陽の変化 四季の変化によって刻々と変わってその一コマ一コマが重なっていきます。

井上武吉


近くにあった地図






◆小金井久留米線街路樹事業



特別賞
この事業は全国街路事業促進協議会主催の第三回全国街路事業コンクールにおいて優れた事業と認められ寿命の覚が贈られました

右側のプレートにも何か書かれていたのかな?


水清らかなまち 東久留米

 武蔵野台地にあって、 大小の湧水などを水源とする3本の川が流れる東久留米は、たいへん水に恵まれたところです。
 柳窪の湧水を取り込んで流れる黒目川がまちの中心を横切り、八幡町と南沢の湧水を源とする落合川には鯉やカルガモが遊び、清らかな自然の情景を演出してくれます。
 また、 市の北辺を流れる野火止用水には、一時流れの途絶えた水路に、 昭和59年に清流を復活させ、 今は草木の茂る水辺が昔日の面影を漂わせています。


緑あふれるまち 東久留米

 かつては、一面のススキに覆われていた武蔵野台地には、 江戸時代田園の開墾が進み、 また、 増大する木炭の需要により植林も積極的に行われました。
 このような 「武蔵野の雑木林」や「屋敷林」 など、 水に恵まれた東久留米には、豊かな緑を随所に見ることができます。
 ケヤキ、カシ、シイなどの巨木を残す柳窪 南町の柳新田通りのケヤキ並木、 孟宗竹が生い茂る南沢の竹林公園などが、 郷土の歴史を伝えてくれます。


市の花 ツツジ

 春に色鮮やかな花をつけ、 家庭的でだれにでも親しまれるツツジは、 昭和47年6月に市の花として制定されました。
 公園樹、庭園樹としてなじみ深く、その郡生の美しさと優雅な芳香はわたしたちをなごませてくれます。


市の鳥 オナガ

 頭部が黒く、尾が長い、 水色の美しい鳥で、 四季を通じて本市で見受けられます。
 オナガどうしはとても仲がよく、 力を合わせて事に当たる習性があります。
 市の鳥として、 昭和47年6月に制定されました。






イトーヨーカドー 東久留米店






東久留米市役所


東久留米市デザインマンホール


ブラックジャックデザインマンホール






東京電力久留米変電所






◆英世会第二画像診断クリニック






◆お堂・多聞寺黒松

別のページで。
2023/02/08 お堂・多聞寺黒松(笠懸けの松) - ovanの社会科見学






続く。
https://ovanrei.hatenablog.com/entry/2023/02/08/153000