2023/02/23 秋津・新小平散歩 02 青葉地域センター/三恵病院/永代神社/帰省門跡/矢嶋公園/国立ハンセン病資料館

前の日記からの続き。
https://ovanrei.hatenablog.com/entry/2023/02/23/153000




◆青葉地域センター

東村山の施設。
青葉地域センター





◆三恵病院





◆永代神社



全生園の隠れた史跡 安松道跡
 全生病院の建設敷地内には、雑木林や農地を縫って、大岱(恩多)から清瀬、志木に向かう道と、久留米(東久留米)から秋津、上安松に向かう安松道とが交叉していた。それが開院に伴い、大岱からの道は所沢街道を横切って直ぐ病院の正門に阻まれ、久留米からの道は病院の東の土手を迂回するように変更されたが、これも病院の敷地拡張によって分断された。
 現在の永代神社西側と築山西側の道は安松道の名残りである。
 完全な隔離対策によって、遮断されたかつての道が元通りではないにしても、ふたたび結ばれる日が来ようとしている。









◆帰省門跡



全生回の隠れた史跡 省門跡
 非常門は、秋津・上安松に向かう通りと、清瀬・志に向かう通りのニヵ所にあった。周囲の垣根は厳重に迫られており、非常門は火災のような事故に備えた門は同時に帰省門でもあったものであるが、秋津・上安松もあって、帰省者は監督(所職員)に錠を開けてもらい外に出た。はじめはもっと内側にあったが、敷地の拡張に伴って1932年頃にここに移された。
 監督に見送られる疎ましさからか、患者が残した記録に帰省門ついてはほとんど出てこない。それに手続きがやかましく、正規の帰省が希有であった証拠でもあろうが、 無断外出をして、夜、黒ずくめの服装で張り込んでいた監督に捕まった話などはよく聞く。





◆矢嶋公園



全生園の隠れた史跡 県木の森
 火葬場や養豚場などがあったこのあたりは、現在では矢嶋公園・県木の森になっている。
 これらの「県木の森」は、一九八三年に緑化委員会が呼び掛けたのに応し、各都道府県から贈られたものである。それらのうちの大部分、すなわち北海道の蝦夷松、岩手・愛媛の赤松、宮城・福島・埼玉の樫、栃木の栃、千葉の槇、神奈川・大阪の銀台 山梨・広島の楓、長野の白樺、岐阜の一位、愛知の花の木、和歌山の姥目樫 徳島の山桃、佐賀の楠などがここに植えられている。


のぞみ園碑


豚君之碑






◆国立ハンセン病資料館

別のページで。
2023/02/23 国立ハンセン病資料館 - ovanの社会科見学










続く。
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