2023/02/23 国立ハンセン病資料館


『国立ハンセン病資料館(こくりつハンセンびょうしりょうかん、旧高松宮記念ハンセン病資料館)は、東京都東村山市にあるハンセン病に関する資料を保有する博物館・図書館である。
目的は、ハンセン病療養所入所者等に対する補償金の支給等に関する法律に基づき、ハンセン病に対する正しい知識の普及啓発と、ハンセン病回復者に対する差別解消と名誉回復を図ることにある。 』
国立ハンセン病資料館 - Wikipedia

以前細君と訪れたことがある。
2016/04/12 part1 国立ハンセン病資料館 - ovanの社会科見学





中は一部を除いて撮影禁止だった。
以前も日記に書いたのですが・・・・。

『一番の問題はハンセン病に有効な薬が開発されて治るようになったのに、
最近までこの隔離政策が続いたことです。
この間違った政策によって人生を奪われた人が少しでも救済されることを心から願います。』

今回も本当にそうおもった。







◆母親遍路像



 ハンセン病回復者の中には、入院前に四国遍路を経験した人が少なくありません。病気を知られず、迫害から家族を守るためには、遍路にならざるを得なかったからです。
 わずかな路銀を懐に遍路となった病者は、遍路を持て成す〈お接待)にその日その日の糧を求め、札所から札所への旅を続けました。
 世界に例を見ないこの悲しい風習は、社会的には偏見・差別がいかに人を、非人間的境遇に追いやるものであるか、を示すものでありますが、宗教的には、たとえどんなに肉体がむしばまれ、差別・偏見の下におかれた人であっても、人としての尊厳に変わりはなく、皆救いといって捨てぬ、という弘法大師の広大無辺なご誓願(ちかい)の、今に生きる証なのです。
 平成二年、わが国のハンセン病者が辿った苦難の人生を、歴史の事実として世に遺すため、多磨全生園大師講を中心に「母娘遍路像建立委員会」を結成、同五年十一月全国の人々から寄せられた善意をもとに、この母娘遍路像は建立されました。
 空を見上げる二人は、いつか必ず訪れるハンセン病の治る時代の到来を、母娘が共にわが家で暮らせる時代の到来を、じっと目を凝らして見つめているのです。







◆全生園案内図

あらら・・・・
ここに来る途中入っちゃった(汗
他にもいろいろあるみたいだが、残りはコロナが落ち着いてからだね。







国立ハンセン病資料館のHPはこちら
国立ハンセン病資料館







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休館日
基本的に月曜日がお休みのようだ。
こちらに開館カレンダーがあった。
開館カレンダー|国立ハンセン病資料館