今度は目黒川沿いに東へ。
天王洲運河近くまで進む。
◆品川宿脇本陣跡
手前の道が旧東海道。
奥に品川橋が写っている。
日本橋から東海道を上り、目黒川を渡ると南品川宿に入ります。
この高札の場所は、脇本陣跡、(現、城南信用金庫)で、百足屋(広瀬)治兵衛が営んでいました。
品川宿を南北にわけていた目黒川は、大正時代末頃まで大きく蛇行し、荏原神社の北側を流れていました。
東海道から神社への道を天王横町といい、今の鳥居の向きから往時が推定できます。
東海道を南に進み、先に見える信号の左角が継立業務等を行なう宿場の役所問屋場跡(現、製菓実験社で、 その後、同じ建物内に人馬の重さを検査する貫目改所も設けられました。
◆御油宿の街道松
この松は、東海道が取りもつ绿で三十五番目の宿場町、 御油宿の伊藤弥次郎兵衛さんから寄贈されたものです。 この松は、両宿の友好のシンボルとして三十年、五十年と地域の方々と共に大切に育ててまいります。
なお、この松の植樹にあたっては 「三井不動産レジデンシャル株式会社」様のご理解とご尽力をいただきました。
品川宿にはこの他にも、東海道の宿場町から同様の趣旨で寄贈された街道松が植えられています。
◆品川宿交流館
続く。