泉岳寺からは東へ進んで第一京浜へ。
高輪ゲートウェイ駅でゴール。
◆高輪潮の香散歩
高輪潮の香散歩は、伊皿子坂から品川駅までの約1.5Kmのみちのりです。赤穂浪士で有名な泉岳寺を後にして、かつては海沿いの道であった東海道を歩きます。 品川駅あたりでは潮干狩りが行われ、江戸庶民の行楽地として賑わっていました。
東海道と泉岳寺
江戸時代、このあたりの東海道は後ろに小高い台地、前に江戸湾を臨む海沿いの道だった。背後の高輪台地には、四十七士で知られる泉岳寺をはじめ由緒ある寺院が多い。また付近には、 幕末の頃最初のイギリス公使宿館となった東禅寺がある。
台地の上からは眺望絶佳(ちょうぼうぜっか)。 東海道第一の宿場“品川”も間近に望めた。昭和の文人永井荷風は、この界わいからのながめを次のように記している。
品川の御台場依然として昔の名所絵に見る通り
道行く人の鼻先に浮べる有様… (永井荷風「日和下駄」より)
力石
社殿前の左右に一個ずつ置かれた力石です。力石は、腕力や体力を鍛えるために重い石を持ち上げて「宝競べ」、あるいは「曲持ち」を行った際に使用した石で、江戸時代には、神社の祭礼などに奉納のため盛んに行われました。
ひとつは「奉納」「五拾八貫目」「芝伊皿子町 仁右衛門」「麻布□□町 喜三郎」お文字が刻まれた長径80cm、短径46cm、厚さ28cmの安山岩製で、区内にある重量が刻まれた力石の中では最も重いものです。
他のひとつは前者とほぼ同じ大きさですが、上部が一部剥落しています。「□拾貫目」「芝入横町 石右衛門」「芝田丁 岩右エ門」の文字が刻まれています。
◆正覚寺
◆高輪ゲートウェイ駅
高輪ゲートウェイ駅でゴール。
坂ばっかり(w
炎天下でマスクしながら坂を上り下りするのはさすがにこたえる。
休憩スポットも少ないので、夏場に散歩するのはお勧めしない。
史跡と小さな博物館が多いのでじっくり巡ったら1日では足りないと思う。