2018/10/27 品川散歩 02 キリスト友会フレンズセンター

文化財ウィークの期間のみ公開の建物。
細君と一緒に来ることができた。




大正11年(1922)に、米国フィラデルフィア・フレンド婦人外国伝道協会から宣教師として派遣されたトム・ジョーンズ一家の住居として建てられました。その後は国内外のフレンズ(友会徒)の交流の場として貢献し、特に昭和21年(1946)にはララ物資の拠点として活躍しました。また今上天皇の家庭教師であったE・バイニング夫人も宿泊され、現在も友会関係の宿泊施設として利用されています。
 設計は米国人建築家ヴォーリズにより、木造2階建てに地下室(洗濯室等)が付きます。1階は食堂と暖炉のある居間が続き間で、和風意匠も取り入れたくつろぎの場となっています。2階はそれぞれ独立した寝室です。外観は、勾配の緩い屋根。玄関に突き出した庇、落ち着いたグレーの外壁、白塗りの木製格子窓等が特徴です。保存状態も良く、数少ない関東大震災前の西洋館の一つとして貴重です。
文化財カードより)



1階




2階



入口




続く。