2018/09/27 はとバスの旅 03 出流原弁財天

葛生化石館の後は出流原(いずるはら)弁財天へ。



◆出流原弁財天湧水 (日本名水百選)




ものすごく水が澄んでいた。



出流原弁天池とその周辺
昭和31年天然記念物として県文化財の指定を受ける。
古生層の石灰岩を地下水が溶解し洞穴が造られ水が湧出している
昭和30年3月周囲を含め磯山公園として開設された池の周囲138m
環境庁尖底の日本名水百選の一つである。




◆出流原弁財天





出流原弁財天

 出流原弁財天は、藤原秀郷が勧請したといわれるもので、三層楼の舞台づくりの弁天堂に祭られております。堂の裏側には風穴があり、四季を通じて冷風が感じられます。裏山の頂上からは南東方向に佐野市街を望むことができます。
 また出流原弁天池(県指定天然記念物)は、地下水が古生層石灰岩の亀裂から湧きだしてできたもので、周囲138mの丸い池です。池底には地下洞窟の存在することも暗示しており、名水百選に選ばれています。


境内からの眺め

いい景色♪



お社「お堂?」の裏側にこんな風穴が!



阿吽の大蛇




銭あらい弁天



磯山の大蛇



風穴洞




鐘楼


山門

山門からもかなり急な階段があった。



磯山地蔵尊



白蛇弁天



湧釜神社



芭蕉の句碑

「此あたり目に見ゆるもの皆涼し」

WEBで調べてみる。
貞亨五年(1688年)6月8日に松尾芭蕉が岐阜にある油商賀島善右衛門の別邸で詠んだものとのこと。
何で岐阜で詠んだのにここに句碑があるかは不明・・・・。



鳥居




道路を挟んだ反対側には釣り堀などがあり、マスの塩焼きがプレゼント。









栃木名物「レモン牛乳」のアイス

こちらは細君が購入。
僕はビール(w






続く。

2018/09/27 はとバスの旅 04 どまんなかたぬま

出流原弁財天のあとは道の駅「どまんなかたぬま」へ






ゆるキャラの「さのまる」がお出迎え。




足湯でほっこり♪



お土産の「いもフライ」

佐野市の名物とのこと。
「さのまる」の腰にぶらさがっているのは、刀ではなく「いもフライ」なんだそうだ(w




これを最後にバスは出発地の池袋へ。
安い割にかなりおもしろかったバスツアーだった。
同じようなツアーを企画してくれたまた行きたい!

2018/09/27 西武池袋 「世界ネコあるき2」展

はとバス旅行の後は、西武池袋の「世界ネコあるき2」展を見に行く。
写真家「岩合光昭」さんの作品。



最初だけ、写真を撮っていいコーナーがあったので、撮らせていただく。











どのネコも個性があっていいね!
写真を見てとても癒された。
風景とネコとのバランスがよく撮られているなと思う。
僕はネコだけしか撮らないなあ。
新たな視点を発見できてよかった。

2018/09/27 はとバスの旅 01 住友大阪セメント栃木工場

細君と”はとバス”で栃木県佐野市巡り。




最初に「住友大阪セメント栃木工場」見学。
敷地内は撮影不可。
写真を撮っても良い場所があるがインターネットへの掲載もご遠慮くださいとのことだった。
うむむ・・・。


見学の流れは他の工場見学の時のように、会議室へ案内されて会社説明。
住友大阪セメント栃木工場は操業開始が1938年。
なんと80年の歴史がある。
近くにある唐澤鉱山から運ばれてくる石灰石を砕いたり焼いたりしてセメントに仕上げるそうだ。
環境への負荷を下げるために2009年に木質チップを原料としたバイオマス発電設備を運用を開始。
出力は2万5000kw。

で、ちょっと調べてみた。
かなり前に見学した東京電力の品川火力発電所は114万kW。
地震で話題になった北海道電力の苫東厚真発電所は165万kW。
これらはけた違いだね。

一つの工場を稼働させるには充分で、余った分は外部に売っているとのこと。
また、木質チップを使っているため二酸化炭素の排出量は「0」とみなされるとのこと。


お話を聞いた後はヘルメット装着!
長靴まで貸してくださって工場見学へ。


まず「キルン」と呼ばれる回転窯の前で説明。
セメントを作るための「焼成」を行う巨大な回転窯だ。
1400度以上にまで加熱され「クリンカ」という石状の鉱物ができるとのこと。
直径が4.1m。
長さが62m。
と、もらったパンフレットに書いてある。
間近で見るとかなり巨大なパイプがグルグル回っている。
音と振動、そしてかなりの熱気も感じた。


次に「バイオマス発電設備」へ。
燃料に使われる木質チップは建築廃材や間伐材を粉砕したもの。
使った分の木は植林すればまた同じ分の二酸化炭素を吸ってくれるため、排出量は「0」とみなされるそうだ。


そして、「唐澤鉱山」へ。
こちらにある石灰岩は生物由来とのことで、サンゴや貝の殻などが堆積してできたものとのこと。
化石も見つかるとのことだ。


鉱山で使われている重機

やはりデカイ!


発破して岩を砕く様子を見学

発破中は撮影がダメだったので直後をパチリ。
この写真だとわかりづらいが煙があがっている。


採掘された石灰岩は日本で唯一「カプセルライナー」という装置で運ばれている。
筒の中を空気の力で運ぶのだ。
ラ〇ホテ〇のお金入れるところ・・・・・・を連想してしまった(汗
以前は汽車で運んでいたが、騒音などが問題になったために導入したとのこと。



最後にまた会議室に集まってヘルメット、長靴をお返しして見学終了。
とても丁寧に説明してくださった工場の方々に感謝です。




お昼は「鈴庵」で、ご当地グルメ「大根そば」を食す。

佐野市名物だそうだ。





続く。

2018/09/27 はとバスの旅 02 葛生化石館

鈴廣というお店でお昼を食べた後は、「葛生(くずう)化石館」へ。




ボランティアガイドさんから化石についていろいろ教えてもらえた。
                  三葉虫から「目」ができ始めたとか、哺乳類と爬虫類の頭部の違いなど、本当に丁寧に教えてくださった。
館内は思っていたより広く、展示物も多かった。
あとは詳しい常設展示ガイドが欲しかったなあ。
葛生は生物由来の石灰岩が多く取れる為、化石も多いとのこと。
前のセメント工場からも近い。
葛生原人も居た!とのことで骨が見つかったが、どうやら500年くらいの人の化石だったみたい・・・。


                                       

こちらの恐竜はたまに鳴くらしい。
今回はタイミングが悪く、僕は聞くことができなかった。



外にも何点か展示物がある。


エアーコンプレッサー



鉱山鉄道(ガソリンカー)




 葛生地区の鉱山鉄道は、豊富な石灰石を搬出した昭和の最盛期には。仙波方面・会沢方面・大叶方面や山菅方面など葛生各地に軌道網が張り巡らされていた。
 中でも昭和13年(1938年)から走り出した築地地内のセメント工場から、貝沢唐澤鉱山までの3.3kmの区間は、ガソリンカーの愛称で親しまれた機関車が丹路線を頻繁にピストン輸送する鉱山の町特有の風景があった。
 昭和37年(1962年)に導入された、日立製作所製の10トンディーゼル機関車は3トン積み鉱車22両を牽引し、途中2か所の交換所が設けられるほど頻繁に行き交い、朝7時から夜7時までの12時間で50往復あまりも往来した。やがて、活気あふれる鉱山鉄道の輸送も限界となり、昭和55年(1980年)12月30日のお別れ運転を最後に廃止となり、鉱都葛生の象徴的な風景が失われた。その軌道鉄道跡地には、新しい輸送システムのカプセルライナー運搬設備が建設された。
 ここに展示してある機関車は、昭和37年(1962年)から導入された日立製作所製の10トンディーゼル13号機と功績を運ぶ3トン積み鉱車、それに軌道工夫や鉱山工夫も臨時に乗せた人車である。現存する鉱山鉄道の車両としては、大変貴重なものである。
                                                                               
続く。