2018/09/27 はとバスの旅 02 葛生化石館

鈴廣というお店でお昼を食べた後は、「葛生(くずう)化石館」へ。




ボランティアガイドさんから化石についていろいろ教えてもらえた。
                  三葉虫から「目」ができ始めたとか、哺乳類と爬虫類の頭部の違いなど、本当に丁寧に教えてくださった。
館内は思っていたより広く、展示物も多かった。
あとは詳しい常設展示ガイドが欲しかったなあ。
葛生は生物由来の石灰岩が多く取れる為、化石も多いとのこと。
前のセメント工場からも近い。
葛生原人も居た!とのことで骨が見つかったが、どうやら500年くらいの人の化石だったみたい・・・。


                                       

こちらの恐竜はたまに鳴くらしい。
今回はタイミングが悪く、僕は聞くことができなかった。



外にも何点か展示物がある。


エアーコンプレッサー



鉱山鉄道(ガソリンカー)




 葛生地区の鉱山鉄道は、豊富な石灰石を搬出した昭和の最盛期には。仙波方面・会沢方面・大叶方面や山菅方面など葛生各地に軌道網が張り巡らされていた。
 中でも昭和13年(1938年)から走り出した築地地内のセメント工場から、貝沢唐澤鉱山までの3.3kmの区間は、ガソリンカーの愛称で親しまれた機関車が丹路線を頻繁にピストン輸送する鉱山の町特有の風景があった。
 昭和37年(1962年)に導入された、日立製作所製の10トンディーゼル機関車は3トン積み鉱車22両を牽引し、途中2か所の交換所が設けられるほど頻繁に行き交い、朝7時から夜7時までの12時間で50往復あまりも往来した。やがて、活気あふれる鉱山鉄道の輸送も限界となり、昭和55年(1980年)12月30日のお別れ運転を最後に廃止となり、鉱都葛生の象徴的な風景が失われた。その軌道鉄道跡地には、新しい輸送システムのカプセルライナー運搬設備が建設された。
 ここに展示してある機関車は、昭和37年(1962年)から導入された日立製作所製の10トンディーゼル13号機と功績を運ぶ3トン積み鉱車、それに軌道工夫や鉱山工夫も臨時に乗せた人車である。現存する鉱山鉄道の車両としては、大変貴重なものである。
                                                                               
続く。