2023/02/06 たての緑地(武蔵野鉄道引き込み線跡)


下記にもあるように、武蔵野鉄道 (現在の西武池袋線) 東久留米駅から旧中島航空金属田無製造所へ敷設された鉄道の引き込み線の跡とのこと。











武蔵野鉄道引き込み線跡



 この 「たての緑地」 は、 昭和19年 (1944) 武蔵野鉄道 (現在の西武池袋線) 東久留米駅から旧中島航空金属田無製造所へ敷設された鉄道の引き込み線跡です。
 東久留米駅から分岐された全長 2.84km の側線で、正式名称は「東久留米駅構外線」です。当時、西東京市谷戸(旧保谷町・田無町)には軍用機エンジンを製造していた中島飛行機武蔵製作所 (現武蔵野市) の鋳造部門の工場である中島航空金属田無製造所があり、 砂などの原材料や燃料を小型蒸気機関車が引く貨車に乗せて運んでいました。 昭和20年8月の終戦によって廃線となり、引き込み線は昭和30年代までその原形を保っていましたが、現在は築堤された道床や切通しなど、 その一部を残すのみとなっています。
きゅうせき
旧跡指定は東久留米市所有地部分のみです。
東久留米市教育委員会
現在地
東久留米駅から田無製造所への引き込み線
(米軍撮影空中写真、 昭和22年)





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