あちこち見ながら新河岸川沿いを東へ進む。
◆庚申塔
◆岩淵八雲神社
八雲神社は、岩槻街道の東裏、荒川堤防の南側近くに鎮座します。この神社は、江戸時代に徳川将軍が日光東照宮に参詣する際に利用した日光御成道の第一の宿場として栄えた岩淵宿の鎮守社でした。祭神には須佐之男尊が祀られています。創建年代は不詳ですが、江戸時代後期に編纂された「新編武蔵風土記稿」には、「牛頭天王社、宿ノ鎮守トス、正光寺持」とあり、これが「テンノウサマ」として親しまれていたことがわかります。また神仏分離以前には正光寺が別当寺でした。明治6年7月に村社に定められ、それ以来、赤羽八幡神社の兼務社となっています。
境内には、本殿、幣殿・拝殿、神楽殿、末社水神社が配置されています。水神社は舟運業者の信仰を集めた神社です。祠の右側には「寛政12庚申正月吉日」の年紀が刻まれています。また、勝海舟が荒川で足止めされたときに書いたとされる大幟旗も所蔵します。
現在、本殿は、末社水神社の祭礼とおもに隔年ごとの六月第1土曜・日曜に行われています。このとき、氏子たちによって神輿が巡幸されます。
参道の端に「岩淵町、町名存続之碑」があります。昭和37年5月に「住居表示に関する法律」が交付されると、北区も住居表示の変更を進めました。由緒ある岩淵町の名を守るため、岩淵町1丁目の住民は町名存続運動を展開しました。この石碑は、そのときの記憶を未来へと刻むものです。
神楽殿
◆延命地蔵尊
◆黒田機器赤羽工場の洋館
WEBで調べたがあまり情報が載ってないね。
こちらのページによると移築してきた建物とのことだった。
本日も建築散歩日和 黒田機器赤羽工場洋館
続く。