子規庵のあとは南北線「赤羽岩淵」駅からちょっと歩いたところにある
「荒川治水資料館」に行きました。
そこから約3時間ほどのツアーに参加です。
こちらの施設では荒川の治水の歴史がわかりやすいように展示してあります。
荒川が途中から人工河川であるとのことだった!
あんなに川幅の広いのに、よく造ったよなあ・・・・・。
青山士(あきら)氏の功績も紹介されてました。
パナマ運河の建設に携わり、帰国後に荒川の岩淵水門の建設に尽力したとの事。
ボランティアの方に施設をだいたい説明してもらったあと、近くにある水門へ案内されました。
関東大震災にも耐えた水門ですが、地盤沈下の影響でついに動かなくなり、新しい水門が造られたとの事です。
理由はこうです。
1、あたらしく造った人工河川は通常は海面より低く、海水が流れ込んで混じってい る(汽水)という状態との事。
2、周りに農地や工場ができると、川の水が使えない為井戸を掘って利用した。
3、地下水をくみ上げ過ぎたせいで地盤沈下が起こり水門が傾いて機能しなくなっ た。
二つある門の片方を、門の前後でせきとめ、水を抜いた後に工事してるんだそうです。
穴をあけて補強筋を入れていく作業との事ですが、いろいろ大変みたいですね・・・。
もともと入ってる鉄筋も上部のほうは探知機でわかるが下部は判らず、図面どおりに入ってなくて、当たってしまうと穴を掘りなおすんだそうです。
穴だらけになってました(wwww
工事現場の後は、水門上部の機械室へ。
狭くて写真がうまく撮れない(wwww
最後に荒川ライトアップで使うソーラーライトの製作。
そして解散です。
結構歩きまわったので疲れました(www
また楽しそうなツアーがあったら参加したいと思います。