2019/10/30 01 王子散歩 01 王子駅/飛鳥山公園歩道橋/飛鳥山公園/醸造試験所跡地公園/旧醸造試験所第一工場/音無親水公園/王子駅/都電王子駅

24時間勤務アケで、最初に文化財ウィークで一般公開中の「旧醸造試験所第一工場(赤煉瓦酒造工場)」のある王子へ。

その後は都電荒川線三ノ輪橋へ。

三ノ輪橋から浅草まで10/24に散歩したルートのやや西側を散策。


10/24のルート


この日記のエリアは王子駅周辺。
何度か来ている場所だね。
「旧醸造試験所第一工場(赤煉瓦酒造工場)」は違う日記へ。




王子駅




飛鳥山公園歩道橋








飛鳥山公園




醸造試験所跡地公園






 醸造試験所は、醸造方法の研究や清酒の品質の改良を図ること、講習により醸造技術や研究成果を広く普及させること等を目的に設立された国の研究機関です。創立は、明治三十七年(1904)五月で、酒税とも密接なかかわりを持つことから、大蔵省が所管とすることになりました。
 醸造試験所が設置された場所は、幕末に滝野川大砲製造所が置かれた敷地の一部で、水利がよく、王子停車場(現王子駅)も近いことなどから「まことに得難き好適地」として選定されました。
 第一工場は、試験所の中核施設として、蒸米・製麴(せいきく)・仕込・発酵・貯蔵等の作業が行われていました。設計及び監督は、大蔵省技師の妻木頼黄(つまきよりなか)が担当しています。一部三階建、地下階に貯蔵室を持つ煉瓦造で、外観を化粧煉瓦小口積とし、外壁上部は煉瓦を櫛型に並べたロンバルド帯風の意匠になっています。躯体の煉瓦壁の一部に中空部分を設けて外部の温度変化の影響を受けにくくし、またリンデ式アンモニア冷凍機を用いた空調設備を備える等、一年を通して醸造の研究が行えるように、ドイツのビール醸造施設を応用した設計がなされています。製麴室の白色施釉煉瓦積の壁や、鉄骨梁に半円形状に煉瓦を積んだ耐火床など、屋内にも特徴的な煉瓦造の部分をみることができます。
 昭和二十年(1945)四月に空襲で被災し、屋根部分は葺き直されていますが、その他は当時の様子をよくとどめています。



◆旧醸造試験所第一工場

こちら日記はまた別で。




◆音無親水公園

音無橋









石神井川






王子駅

音無親水公園口



音無親水公園




◆都電王子駅








続く