まだまだ南下、富士街道へ出る。
富士街道をほんの少しだけ西へ進み、今度は南東へ進む。
◆沼部地蔵尊
◆地蔵
google mapの口コミ写真を見ると、おそらくここにお地蔵さんがいらっしゃったはず。
移転したか撤去されたか・・・・。
所沢道は、八成橋で杉並区から練馬区へ入ります。禅定院の門前で向きを西に変え、道場寺・三宝寺を通って、富士街道を斜断した後、南大泉を経て保谷市に入り、所沢へと通じています。概ね今の「早稲田通り」です。
『新編武蔵風土記稿』では、この道のことを単に「所沢へノ道」と記してあり、はっきり「所沢道」と書かれたのは『石神井村誌』(大正四年)が初めてのようです。
関東大震災後、都市計画により名称が「昭和通り」となり、大部分の区間で拡幅工事が行われましたが、禅定院から石神井小学校の間には、今も所々に旧い道が残っています。
八成橋には谷原長命寺への道標(みちしるべ)があります。江戸の文人、太田南畝が『石神井三宝寺遊記』で歩んだ道でもあり、大泉・石神井から、江戸方面への産業の道であったと共に、江戸からの参詣・行楽の道でもありました。
入口はあるのだが、中はジャングルのようになっていてとても入れなかった・・・・。
◆庚申塔
続く。