2023/03/09 稲荷神社(大沼田稲荷)




 大沼田新田は、武蔵国入間郡大岱村(現東村山市恩多町)の名主当麻弥左衛門の願いによって、享保9年(1724)に開発を許可された村請新田です。元文元年(1736)頃には、農家の数も33戸になり、生活も安定してきたので、同年に多摩郡今寺村(現青梅市今寺)から名主弥左衛門が稲荷社を勧請し、当村泉蔵院内に社を建てて村内の鎮守としました。
 宝暦3年(1753)と弘化5年(1848)には、山城国紀伊郡の稲荷本宮(現京都市伏見稲荷大社)より安鎮証紙を交付せられ、正一位の位を授けられました。
 明治元年(1868)には、村の中央である現在地に社殿を新築し遷座しました。明治6年(1873)には村社に列せられました。





境内社






◆鳥居





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