2024/02/14 皇居東御苑散歩


24時間勤務アケで職場から大手町まで散歩。






◆梅林坂







この地に最初に城を築いた太田道灌が、 このあたりに天神社をまつり、 数百株の梅を植えたことから「梅林坂」 の名が付いたといわれています。 現在は約70本の紅白の梅が植えられており、12月末から2月まで花が楽しめます。







◆カンザクラ







◆大番所




番所は、左の写真に映っている大手中之門の内側に設けられていた警備詰所です。 ここには位の高い武士が勤務していました。 この番所は、 明治期に改築され、作業所として使われていましたが、 昭和43年(1968年)に江戸時代の姿に復元されました。






◆百人番所



江戸城本丸への道を厳重に守る大手中之門に向き合って設けられた警備詰所です。 甲賀組、 伊賀組、根来組、 二十五騎組という4組の鉄砲百人組が昼夜交替で勤務していました。 各組は、 20人の与力と、100人の同心で構成されていました。






◆同心番所



番所」とは警備詰所のことで、 江戸城にあった番所のうち、百人番所、大番所、同心番所の3つが残っています。 ここには主として 「同心」と呼ばれる武士が詰め


、 登城者の監視に当たっていました。 屋根瓦には、 皇室の菊の御紋のあるものや徳川家の葵の紋があるものが見られます。






◆大手門




大手門は江戸城の正門で、諸大名がこの門から登城しました。大小2つの門に囲まれた枡形は、 侵入する敵を阻止・攻撃し易い構造になっています。 大きい方の門は、昭和20年(1945年) 4月の空襲で焼失し、 昭和42年(1967年)に復元されました。 焼失前の門の屋根に飾られていた鯱には、 頭部に 「明暦三丁酉」 (1657年)と刻まれています。 この明暦3年には、江戸城の多くの建物が焼失した明暦の大火が起きており、 鯱は、大火の後、 江戸城再建時に製作されたものと考えられます。