2018/07/10 天沼八幡神社


『当神社は、旧天沼村字中谷戸の鎮守で天正年間(1573年 - 1591年)の創建と伝えられている。別当寺は蓮華寺であった。明治40年(1907年)に四面道の鎮守厳嶋神社を合祀した。昭和2年(1927年)に村社となる。境内には大鳥神社があり、毎年11月の酉の日には酉の市が開かれ熊手などが売られる。 』
天沼八幡神社 - Wikipedia




 この神社は、「新編武蔵風土記稿」多摩郡天沼村の条に八幡社とあって「除地、百五十坪、コレモ中谷戸ニアリ此所ノ鎮守ナリ本社ハ三尺四方ニテ覆屋二間ニ三間南向例祭九月ニテ下ノ稲荷十二所権現ト交ル々々行ヘリト云ウ」と記されているように、旧天沼村字中谷戸の鎮守で天正年間(1573-1591)の創建と伝えられています。
 主祭神は第十五代応神天皇誉田別命(ほんだわけのみこと))で、地元からは武運の神として崇敬を集めました。そして、明治四十年(1907)九月には、宇四面道(しめんどう)の鎮守であった厳島神社(祭神市杵嶋比売命(いちきしまひめのみこと))が合祀されました。市杵嶋比売命は合祀以来、水神・安産の神として深く信仰され、雨乞いの行事なども古くから伝えられています。昭和二年(1927)四月には村社となりました。
 現在の本殿は昭和五十二年(1977)に、神楽殿は平成十六年(2004)に改築が行われました。
 江戸時代に天沼村が麹町日枝神社(現、赤坂日枝神社社領であったため、日枝神社は古くから本社としてこの地に奉斎されました。日枝神社の他に、須賀神社金山彦神社(以上合祀)があります。境内末社として他に、稲荷神社(三殿)、境内摂社として大島神社があります。
 大島神社(祭神日本武尊)は、商売繁盛の神社として信仰され、毎年十一月の酉の日を祭日として熊手市がたち、当社では関連熊手守・福枡等を授与しています。社殿は平成二十八年(2016)に改築されました。





大島神社/金山彦神社・日枝神社須賀神社/稲荷神社





◆稲荷神社/稲荷神社





◆神楽殿





◆鳥居







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