2024/02/27 野山北公園自転車道




 村山貯水池に多摩川の水を引くため、羽村の堰から導水管を埋設しました(大正13年完成)。 その工事の資材を運搬するため、軽便鉄道(けいぺんてつどう)「羽村 村山線」を敷設しました。 その後、 山口貯水池堰堤(えんてい)工事(昭和7年完成)に多摩川の砂利や材料を運ぶため、導水管の上に軽便鉄道羽村山口線」を敷設し、 横田 赤堀・御岳・赤坂トンネル等も掘りました。 現在の野山北公園自転車道は、その軽便鉄道の跡地を整備したものです。






◆山王森公園








◆橋

橋名が分からなかった。
下の川も名前がわからず・・・。
残堀川の支流か?
ご存じの方がいらっしゃいましたら教えてください。
ぺこ <(_ _)>









◆残堀砕石場跡




 残堀砕石場は山口貯水池堰堤を建設するため、軽便鉄道 「(仮称) 羽村山口線」沿いに設置され、砂利採取場から運ばれた石を粉砕し、用途ごとの大きさ(砂利・砂・玉石)に振り分けていた施設。
 軽便鉄道引込線を通って桟橋上へあがった関車は、牽引しているトロッコ「通称:ナベトロ」に積まれた資材を降ろし、その資材は桟橋中段にて篩分けられて破砕機へと運ばれ、桟橋下に待機する別の機関車に牽引されたトロッコへ積みこまれて運ばれていた。






◆堀川橋

下は残堀川。









◆梅






武蔵村山緊急資材置き場






◆桜並木






軽便鉄道

 軽便鉄道「(仮称) 羽村山口線」は、山口貯水池堰堤の建設資材を運搬するための工事専用線路で、昭和七年(1932)頃まで利用されていた。
 この路線は、羽村取水堰付近の砂利採取場から貯水池までの約12.4Km間に敷設され、その線路幅は2ft(約610m)と狭く、ガソリン機関車や当時最新鋭のディーゼル機関車が資材を積んだ鉄製トロッコを牽引していた。
 現在は、市域に残る軌道跡の一部を野山北公園自転車道として利用している。






◆岸・貝塚馬頭観音

 明治四年(1871)造立。
 形状は平柱状で頂部が平角形を呈し、正面に「馬頭観世音」、右側面に「明治四辛未年四月吉日 右青梅道」、左側面に「武州多摩郡岸村左羽村「道」と刻まれている。
 この馬頭観音は道標を兼ねており、もとは江戸街道沿い(中原四十二付近)に南東向きで建てられていたものを、昭和初期に現在地へ移したと伝えられている。







◆中原経塚向児童遊園






◆江戸街道






横田基地







◆ドジっ子看板