ここでもだいたい白子川沿いに北西へ進む。
馬頭観音、子育地像は埼玉県和光市になった。
子育地像からは進路を南に変えた。
◆中里地蔵尊
八坂神社と中里富士
当社は旧橋戸村の鎮守で、祭神は須佐之男命です。いつの頃か、京都八坂神社(祇園社)の分霊を勧請して創建されました。祇園社の守護神は牛頭(ごず)天王であり、この辺りの字を「中里」といったので、村人からは「中里の天王様」と親しまれてきました。 境内末社に稲荷神社、浅間神社、御嶽神社が奉祀されています。額堂には江戸時代からの絵馬が数多く奉納されています。またむかしから境内の樹木を折ると熱病にかかるという言い伝えがあります。
中里の富士塚は、南側の基部からの高さが約12メートル、径が約30メートルあり、区内最大規模の富士塚です。明治初期に講中によって築造されたといわれていますが、文政五年(1822)の石碑があることから江戸時代すでにその原型があったと思われます。合目石に沿って頂上まで登ると、36基の石造物があります。中でも道祖神の碑は区内で唯一のものです。毎年8月1日に山開きが行われます。
神楽殿
◆馬頭観音
続く。