2023/11/07 宝城院


『1196年(建久7年)、願行によって開山された。その後、1587年(天正15年)に覚厳によって中興された[1]。
隣の清瀧神社の旧別当寺であった。往時は境内とは別個に寺有地として2町8反9畝9歩(約289アール)の田圃があったが、農地改革で没収されてしまった。
かつては立派な建物の門があった。当院では元々閻魔大王像を安置していたが、津波で深川の法乗院に流れ着いてしまった。そしてそのまま法乗院で安置することになり、その代償として法乗院から贈られたものである。しかし1923年(大正12年)の関東大震災で倒壊してしまった。 』
宝城院 (浦安市) - Wikipedia




◆おびんずる

 宝城院本堂の左側に、「おびんずる様」と呼ばれ、地域の人々に厚く信仰されている仏像が安置されています。
 「びんずる」とは、お釈迦さまの弟子である十六羅漢のひとり、賓頭盧尊者びんずるそんじゃ)のことです。
 日本では、本堂の外陣(げじん)(一般の人が拝礼するところ)にびんずる像が安置され、病人が患部と同じところを撫でて回復を祈願すると、病が治ると信じられており、「撫で仏」ともいわれます。
 宝城院のおびんずる様には、手に宝珠の玉がのせられています。この玉が、信者によって持ち帰られ、願いごとが叶うと元に戻されているということがたびたびあったと伝えられています。
 台座裏の墨書きの文字から、江戸時代後期の文政七年(1824)、大仏師西山浄慶・西山清八(せいはち)によって、つくられたものであることがわかります。また、像の背面には、明治三十七年(1904)、岡崎善蔵(おかざきぜんぞう)によって修復されたことが記されています。




地蔵堂




庚申塔




地蔵堂




◆山門




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