2024/01/08 金比羅山




金比羅山の由来
立川市唯一のこの山がいつ頃築かれたのかはっきりしていませんが安政年間(1854-1860)に砂川村の名主砂川家が願主となり頂上に富士浅間、中断には金比羅神社が下段には秋葉神社を勧請したと伝えられています

この金比羅山は江戸時代に流行した富士塚ではないかといわれています
秋葉神社遠州(静岡県) 秋葉山にある火難水難よけの神として古くから知られています
近世になってから徳川家康 ご命によりご神体(三尺坊権現)が小田原に移されその土地の富士浅間神として合祀され富士信仰との融合がはかられたわけです
秋葉神社金比羅神社とが並べて祀られる例は各地に見られ富士、金毘羅、秋葉の三神は互いに関係を持ちながらこの山に置かれたといえましょう
特に金比羅様は玉川上水で舟運が行なわれ(近くに巴河岸跡)た項舟神様として祀られそれからこの山は金毘羅山と呼ばれるようになりました



 一説に玉川上水を掘った時の土砂を盛って作ったといわれるこの山は高さ15メートルほど、頂上には金比羅大権現、中腹には秋葉神社がまつられている。
 近くにある金比羅橋や「こんひら橋会館」(学習等供用施設)の名前は、この山や個々にまつられている金比羅様の名前にちなんでつけられました。
 金比羅さまと秋葉さま、この二つの神様は、地域の鎮守として今も人々の手で大切に守られ、毎年秋にはお祭りも行われています。







◆境内からの景色







秋葉神社







◆鳥居







◆鳥居







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